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大学教員公募戦士:大学が800!

大学増設で800大学超、私立大の3割以上が定員割れの衝撃

ちょっと前に文科省のデータから800弱で700校代と書いたと思ったのですが、すでに800校こえているんですね。幻冬舎のサイトを拝読いたしました。

論点は大学が多すぎ問題

この記事に代表されるように、大学の数は少子化で子ども人口が減ることが分かっているにも関わらず、増えています。進学率も50%を越えました(ただし、男女差や地域差があるのはまた今度)。
いつか高校に皆進学するようになった時代になったように、大学にも皆進学する日が来ないといけなくなるのでしょうか。

ポストが足りない問題

大学の数が増えるとポストが増えるはず。たしかに増えているのです。しかし、10年~20年前にすこし国が力を入れたバイオ系の博士たちはどうなったのか。厳しい経営状態の大学に押し込まれるならまだマシです。

こんなに大学が増え、しかも定員割れするようなところのポストにわざわざ選んでおさまる先生はいるでしょうか。

研究能力を測定しにくい問題

では、研究能力でポスト埋めをきめようというのも結構危ない話です。すぐに成果がでる研究ももちろんあります。しかしそれがわかったからなんなの? みたいな研究もてんこ盛りなのです。そういう研究ってどう評価すればいいのでしょうか。

誤解を恐れないのであれば「分からないことが分かった」ことが、研究なわけです。しかし、それにどれほどのインパクトがあるのかさっぱり分からないのです。人文系では特に意味が分かってもらえないのではないかと思っています。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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