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大人が全力で焚き火をする

こんばんは。対談家の吉村かおりです。

昨日は、素敵な広いお庭に夏みかんの木が夏みかんを豊かに実らせている藤井邸にて、美味しいお酒と芋煮を楽しみながら、大人が全力で焚き火をするという非常に豊かな時間を過ごして来ました。

炎を見つめながらマインドフルネス瞑想をするとか、内観をするとか、静的な感動とともにある焚き火ではなく。

いかに藤井邸で剪定されたばかりの枝や、冬枯れした草や、落ち葉、木材を燃やすか、というなんとなくの目的に向かって。

熱心に木をくべ、空気の動線を作りながら、風を送り続ける、という一人ではできないような動きを続ける動的な焚き火でした。

最高でした。

幼少の頃なら、火遊びをしてはいけないよ!とおねしょをするよ!と叱られてしまいそうなことを。

大人4人がかりで無心に時間を忘れて、いかに焚き火が燃え上がるか、理想の焚き火に近づくかを追い求めて火と向かい合う。

お酒を飲みながら。

楽しすぎました。

ぶっちゃけ、どんな遊びよりも夢中になれる気がする。
酔いがそうさせるのか。
変な高揚感と共に、理想の焚き火の火を求めて試行錯誤。
4人で文字通り力を合わせてのチームプレー。

やっと焚き火の火が落ち着いて、溶鉱炉のような色になるまで、鍛冶屋のような、溶接のような、なんともいえない、やり遂げなければいけない使命感のような。

ご一緒した方は「焚き火は野生が戻るらしい」と、癒し方向ではなく、高ぶる方向の表現をされていたけれども、まさにそれ。

うん、楽しすぎました。

こういう時間って、本当に尊いし、贅沢。
お金じゃ買えないってやつだと思うのです。

煤を被りながら、炎に焦がれながら、時間を忘れて。
皆が炎に魅了されていて。

子供の頃では味わえなかったであろう、なんとも言えない幸福感があったんですよね。

そういう、なんとも言えない幸福感を求めて生きているのかも。

いい休日でした。

こういう時間を持てるからこそ、毎日を頑張ろうと思えるのかな。
そんなに不満も出さずに、できることをやっているけど。
たまにあるこんな贅沢な時間を過ごすための色々かも。

なんだかんだ、日常にはいろいろあるけれども。
藤井邸で集まって、同じことを楽しんでできるメンバーでワイワイ焚き火できるとか、かなり楽しかった。

じんわり感じる感動もいいけど、動き続けながら焚き火を理想の感じに近づけていく方がいいな。

共同作業して感動できるメンバーが集まれるっていいな。

そんなことを思ったし、なんだかんだ、人生を楽しんでる自分っていいじゃん、と思った1日でした。

焚き火は毎シーズンできるといいなあ。

今日のヘッドの写真画像は、昨日の焚き火が理想系に出来上がった後の、ハワイの火山のような様子。いつまでも見ていられるやつ。


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