断捨離は執念
オタクが捨てにくいものの上位に入るだろう、それがライブのパンフレット。
ただでさえ、推しのグッズは捨てられない。
それにライブの思い出が乗っかるのである。完全に詰み。
チケット取るの大変だったな…
暑い中グッズ列に並んだな…
推しにファンサもらったな…
遠征して地方で美味しいもの食べたな…
パンフをひとたび開くと、それらの思い出が蘇ってくる。
私の場合、アイドル、バンド、俳優…など幅広いジャンルに推しがいるので、映画や舞台のパンフレットなども含めると段ボール2箱分ぐらいあった。
今まで片付けの度に何度も開けたこの段ボール。
捨てられそうな数冊だけ抜いて、また元に戻す。
開ける
戻す
開ける
戻す
永遠に続くと思われた…
しかし、今日やっとお別れすることができた。
特に思い入れのあるもの数冊を残して捨てることができた。
開けて戻すを繰り返す度にどんどん心の負担が大きくなる。そしてやがてその負担が、手元に残したい執着を上回る時が来る。
1周目で捨てられなくても
2周目で捨てられなくても
3周目で捨てられなくても
大事なのは諦めない心。
何度も挑戦することで、いつか捨てられる日が来る。
ちょっと遠回りな方法ではあるが、捨てたくないものを無理に捨てるのはハードルが高いので、こういうやり方もあるよということで。