総合的な人間性を養う音楽の授業を
題名の通りですが、誰しもが認めているであろう音楽のこの不思議な力。
これを日本の学校の音楽の授業の中ではたしてどれだけの人が、享受できているでしょうか?
私はこれから、確実に”誰もが”、人間力に関わる音楽の力を感じられる授業をつくっていきます。おそらくそれは、たくさんの音楽の先生がチャレンジしてきて未だ達成できていないこと。
私は、知ってしまいました。(2019年ハンガリー政府奨学給付生としてサマースクールに参加)
ハンガリーという国では、コダーイという人とその愛弟子たちが、情熱かけてその教授法や、教材をつくり、それによってそだてられた子供たちが豊かな想像力と知性を音楽との濃密な関わりによって身につけていったことを。
そこをヒントに、日本版(日本のわらべうたや、民謡、伝統芸能の音楽を紹介しながら)コダーイ・システムfor中高生の構築をめざします。
(日本では、幼稚園、小学校までは体系化されたメソッドが存在します。実践されている先生は、素晴らしいベテラン先生がいる一方、あまり裾野は広くありませんが。)
今年度からお世話になる、郁文館夢学園の私の音楽クラスの生徒の皆さんとともに楽しみながら研究していきたいと思います
昨今では、従来の学校のかたちにとらわれない、オルタナティブスクールが、誕生しています。
今後、いわゆる一般的な学校の枠の中では、なかなか勉強しづらいけど、自分に合った環境でならその才能を大いに発揮できる、そんな子供たちの受け皿として、その環境は大いに増えていくと予想します。
私のスクールでは、
得意なことをとことんやれて、それが卒業の単位として認められる+音楽を必修科目(あるいはHR)にとりいれたオルタナティブスクールを日本全国につくりたいと思います。
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