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【人道支援家の休日】なぜベストを尽くさないのか
みなさん、こんにちは
人道支援家のTaichiroSatoです。
小学生向け 番組出演の報告
5月26日 キッズウィークエンド シゴト探求図鑑に出演させていただき、参加してくれた子供たちとたくさんお話しすることが出来ました。
この場を借りて、制作に関わってくださった番組制作スタッフの皆様ありがとうございました。(↓↓後日アーカイブ予定↓↓)
製作スタッフからの言葉
番組制作も終盤に差し掛かったころ、製作スタッフからこんな声かけをもらいます。
「佐藤さんは、何事にも手を抜かず全力ですね。」
その言葉をもらって僕はふと、こんなことを考えたのでした。
僕が番組制作に全力になる理由。
普段僕が活動する世界各所は、こうであったらいいなというイメージを実現することが難しいことがほとんどです。
人、物、金、どれをとってもこれが実に難しい。。
僕の仕事を大きく分けると「僕たちにできること」と「僕らにはできないこと」の2つに分けられ、僕らにはできないことに目をつぶらざるを得ないこともあり、とにかく出来ることに全力に。そんな仕事のスタイルをここ数年で身に付けてきたのだと思います。
現地での活動と今回の番組出演させていただいたような日本での活動との大きな違いは、
今の自分の周りに起こっていることの大抵が自分の力でコントロールできるという事。
自分次第で何とでもなるのであれば、そこに全力でありたい。
子供たちへこんな想いを伝えたい。
それにはどんな方法やどんな言葉使いがいいのか。
もっとわかりやすくするにはetc…
自分自身をアレンジすることで、どんどん目標に近づくことが出来る。
最終的に子供たちがどう受け取るかは彼ら次第ですが、そこに至るまでの工夫は自分たち次第。
文章を書く時も、取材を受ける時も、番組に出演させてもらう時も、
そんな想いで活動をしています。
トリック 上田次郎
なぜベストをつくさないのか
今回の投稿を書く際に僕の頭によぎったこの言葉。
タイトル画としても拝借したのは、この本。
僕の大好きな「トリック」というサスペンスコメディドラマの一幕で使われている本です。
『トリック』は2000年~2014年までテレビ朝日系のフィクションドラマシリーズ(全3シリーズ)。3本のスペシャルと4本の劇場版がリリースされ未だに根強い人気を博しています。主演は仲間由紀恵と阿部寛。
自称天才マジシャン・山田奈緒子と、日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象や、奇怪な事件に隠されたトリックを解決していくミステリードラマで、作中の謎解きの魅力もさることながら、シュールなギャグやブラックユーモアが各所にちりばめられており、見ている人を飽きさせない内容になっています。
そんな作中の中にも多数出てくるのが、上田次郎教授が執筆した「なぜベストを尽くさないのか」という本。作中で彼自身もこの言葉を多用しています。
僕自身はというと、今回のこの記事を書くときに頭の中で上田次郎が「なぜベストを尽くさないのかーーー」と低く響く声で僕を鼓舞したのでした。
本書を是非ともチェックしてもらえたらと思い少し紹介しました。
スーパー後期高齢者
話は戻って、先月末のこと。僕は北海道にとある人に会いに行きました。
僕の友人であるこの人は、僕はスーパーマンだと確信しているほどの高齢者。
勝手ながら省略し、スーパー後期高齢者と呼んでいるのですが(最大のリスペクトを込めて笑)、毎日10キロを歩き、今でもバリバリMSF(国境なき医師団)の海外活動をしている超人です。
いつも冗談半分に「今回が最後だから~ははは」といいつつ世界を飛び回る彼の動力源は何なのかと尋ねたことがあるのでその一幕を紹介しようと思います。
彼はソファーに腰掛けながら、腕を組むようにして右手を顔にちょこんと当てながら話しました。
僕くらいの年になるとねぇ、
友人の数が減っていくんだよねぇ、悲しいことに。
元気だった奴らが気が付くとちらほら亡くなってたりするんだよ。
ありゃなんだかなぁ、ガンだの、脳卒中だの。
昨日まで元気だった奴が朝にはぽっくりってのもあったなぁ。
そうゆう報告を聞くたびにさ、
僕はまだ動けるのに何をのんきなことをいってんだ、って自分に言いたくなるんだよね。
誰かのために動ける身体があるんだから、動けるうちはやらなくっちゃってね。
人間、誰もがいつまでも健康でいられるわけじゃない。
生まれ落ちたその日から、いつかくる死に向かって走る。
それがどんなカタチでいつやってくるのかなんて誰にもわからない。
スーパー後期高齢者の彼の言葉を借りれば、
走りたくても走れない人たちがいる。
走るという選択肢すらない人もいるのだ。
僕は走れる。
ならばなぜ走らないのか。
彼はあまりにもスーパーなので、例外中の例外であることは間違いなさそうですが、きっと彼の中にも身体的な老いを感じたり、友人との別れをいくつか経験する上でいろんなことを考えているのだと推察します。
人生まだまだ半人前の僕は、大先輩である彼の生き方そのものに、エネルギーをたくさんもらったのでした。
おわりに
この投稿を読んでくれる読者の皆さんは、
いまのあなたは自分の想うように生きれているでしょうか
エネルギーに溢れていると自信をもって言えるでしょうか
自分がこれでいいと思える選択をしているでしょうか
すべてはあなたの中に答えがあって、
これらは、あなたの選択次第でいくらでもコントロール出来ることだと僕は思っています。
もちろん、自分でコントロールできないこともたくさんあるでしょう。
くどいようですが、僕の活動地域では理不尽に選択肢すら奪われてしまう人達をたくさん知っています。
だからこそ、僕は
せめて自分自身がコントロールできることには、
抜かりなく、誠実でありたい、
そう思いながら今日も一つ一つ丁寧に。
僕の想いをカタチに出来るように工夫を凝らしていこうと思うのです。
Best,
Tai
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尚、ぼくの投稿は全文公開にしていますが、有料記事設定しています。応援し応援される関係になれたらこんなに嬉しいことはありません。今後ともよろしくお願いします。
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