「ゴミ」には恋愛小説があり、ポルノがあり、そしてSFがある。#ゴミの写真日記
ゴミが好きだ。
道端のゴミとの邂逅が自身の骨格を支えているような気さえする。ゴミを愛でながら、ゴミで在ることについて常に考えている。
きょうもまた、美しい #ゴミの写真日記 。
___
炭治郎がデモしてた。マスクが嫌いらしい
___
デモのおかげでカメラを撮り、いつも通り「はじめて出会ったゴミ」を撮る。これはぼくにとって儀式のようなもので、「これからゴミをみるぞ」という気持ちをつくってくれる。この儀式がないと、なんだか気持ちがわるい。みる力が弱まる感じがする(?)。
___
ほんとうに「空き缶」というものは美しい。この美しさをいつも世界に探している。美しいものを探しているというよりも、ぼくは「空き缶のようなもの」をいつも探している。空き缶のような美しさ。こないだあった尉鶲にも、それをみた。
なにが美しいかって、とにかく空き缶にはいつもちがう表情がある。表情こそがエロティックの根幹であり、ぼくにとって空き缶はその象徴なのだ。前から露出度の高い女性が歩いてきたけれど、ぼくは空き缶の写真を撮った。なぜなら、そこにエロティックがあったからだ。
___
おすしたべる