「経験しないと分からない」は本当か?
「経験しないと分からない」というのは、その人が「経験しても何も学べていない」せいで、延々と経験し続けないといけなくなってるパターンも結構あるよね、とか、そういう話。
本文は最後まで無料です。オマケがあります。
まえがき
これはぼくが暇つぶしに散歩しながら思ったことを、数分の一筆書きでさらっと書いただけの文書である。読みづらいとか、わかりにくいとか、そういう文句は一切受け付けない。
つまり、ここにあるのはゴミ料理だ。素材は全部ゴミ。ゴミにしては美味しく仕上がっているかもしれないし、それでもちょっと臭うから、食べる人を選ぶかもしれない。けれど、「一部のマニアな人たち」にとっては、たまらない御馳走になるかもしれない。わからない。
これを「美味しい」と感じたら、お前も「スラムの住民」になれるかもしれない。適性がある者を我々は歓迎する。ない人はバイバイ。では、やっていく。
経験とはなにか?
思うに、経験とは、「新しい食材を調達すること」だ。知性とは、「食材の減らない冷蔵庫の中身」であり、そして「考える」というのは「減らない食材で料理すること」だ。
食材がないと、料理はできない。食材は経験だ。だから、人は経験しないと何もたべれない。何もつくれない。つくったことがないと、「毒入りのスープ」を見抜けない。だから、他人のつくった料理も選べない。経験が食材。知性が冷蔵庫。思考は料理。
「知性の冷蔵庫」をどう使うか?
冷蔵庫を持たない人がいる。それは「知性を持たない」ということであり、その人は「毎日、買い物をしなくてはならない」。なぜなら、昨日買ったものは腐りかけているし、それより前の食材は異臭を放っている。だから、経験しなくてはいけない。経験を腐らせるから、経験しないと分からない。
「経験しないと分からない」と言う人がいる。それは半分ホントで、半分ウソだ。「これまで食材を買ってきた人」で、「冷蔵庫を持っている人」は、別に経験しなくても分かることは多い。というか、「すでに経験した」のだ。今この瞬間にも。まな板の上で。
冷蔵庫がない人は、経験しないと分からない。大手チェーン店に毎日足を運び、食材を調達してこないといけないから。知性は「食材の減らない冷蔵庫」だ。そこに入れたら腐ることはないし、料理に使っても減ることはない。そこに必要なのはさらなるバリエーションだけ。同じものを買い足す必要はない。
「思考する」ためには?
料理のはなしだ。食材の減らない冷蔵庫があるのだから、もうメシに困ることはない。生きていくのには困らない。けれども、それでも退屈なのが人生だ。となれば、さらなる食材、そのバリエーションを求めて、「買い出し」に行ったほうがいい。つまり、「経験する」ほうがいい。
もう必要性は何もない。ムダだ。保存できる人にとって、経験はムダ。けれども、ムダは楽しい。ムダのある人生は豊かだ。だから、経験する。別に経験しなくても分かるかもしれないけれど。それでも「スマホを置いて、知らない駅を小一時間うろついてみる」のが大切だ。結果は見える。けれども、過程は見えない。そこを楽しむ。
「思考する」とは、料理すること。減らない食材を使って、なにか豊かなものを見つけること。レシピ探し。「卵かけご飯に鰹節をかけると美味い」とか、そういうレベルでいい。それは知っていることの組み合わせにすぎないけれども、それが豊かにする。その冷蔵庫の食材から、何種類のレシピをつくれるか。そういうゲームなのだ。
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もう少し進んだ話をする。スラム民限定。
「最速で経験する方法」について。
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