私の学級経営の軸 #1
初めて教育現場に出てから13年が経とうとしています。初任のころはとにかく早く担任がしたくて、子どもたちと一緒に過ごしているのがとにかく楽しかったように思います。
右も左も分からず、吞みにつれていってもらって、先輩たちの実践を聞き、憧れ、ヒントをもらっていました。何が正しいか分からないので、とにかく思いついたこと、教えてもらったことを無我夢中で実践していった1周目の3年間。初めて送り出した卒業生たちには本当に申し訳ないことをしていたなぁと思います。当時憧れだけで書いていた学級通信を今でもファイリングしていますが、読み返すと恥ずかしいことこの上ありません。ホント読めたものではありません。
初めて担任したのは中学2年生。その年に先輩からもらった一言。「学級通信を書くのが、担任の仕事やと思ったらあかんで!」この言葉は、今でも私の中に印象深く残っています。最初の一年はとにかく学級通信を書いていただけでした。次の年は中学3年生の担任。余裕がない1年間で、ほとんど通信を発行することはありませんでした。結局、自分の学級経営の中にきちんと学級通信を位置づけることができなかったから、続かなかったのではないかと思っています。(この時代の詳しいエピソードは機会があれば、そのうちに書きたいなと思います。)
管外への転勤で地元の中学校へ赴任した4年目。ここでも在り難い出会いがあり、私の中で学級通信の位置づけが変わりました。ここから私の学級経営の中心に「学級通信」が存在するようになったのです。明確に学級通信の位置づけが決まり、書くことが習慣化していきました。そして、毎日発行するようになったのが6年前です。その年は中学3年生を担任することになったのですが、同じ学年で進路主任をされている先輩が、学級通信を毎日発行されていたのです。折角同じ学年で仕事をさせていただくので、同じことをしてみようと考えたのがきっかけでした。それから6年間、ほぼ休まず毎日の学級通信発行が続いています。そして、縁あってその時の先輩と現在も同じ学年で働かせていただいています。
私が考える学級通信を書くことのメリットは、大きく分けて3つあります。この記事ですべて書くのは文字量が多くなってしまうので、詳しくは次回以降に・・・。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
志あふれる若手の教職員の方の手助けになれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?