どこまで届くか、7本の槍:24−25グランドスラム初戦「ツアー・チャレンジ」プレビュー
日本酒トップ画像シリーズ第2弾…わざと選んでいる訳じゃないのに、手頃な画像が見つかるんですよ…。
大会の概要
今季のグランドスラムは5大会の予定で、今回の大会はその初戦です。ここでは、グランドスラムと「HearingLife ツアー・チャレンジ」の概要を簡単にご紹介します。
グランドスラムとは?
グランドスラムとは、カーリング界最高峰の大会で、オリンピックや世界選手権のような国別代表制ではないので、“世界の上位16チームが出場する大会”により近い形式で開催される大会です。2001年にカナダカーリング協会とカナダの男子カーリング選手たちとの対立の中で誕生し、選手への賞金の提供やスポンサーシップの解禁で、カーリング選手が持続的に競技活動を続けるための支えとなってきた大会です。最初は男子の大会だけでしたが、2006年から次第に女子の大会も追加されるようになり、大会の増減を経て、今季は5大会がカナダの各地で開かれます。出場できるチームの選び方は、大会によって少しずつ違いますが、多くの大会では、WCF世界ランキングの男女上位16チームずつ(または上位15チーム+スポンサー枠1チーム)が出場できます。
その1つが今回の「HearingLife ツアー・チャレンジ」です。2015年から開催されている大会で、現行のグランドスラムの中では一番歴史の短い大会です。2022年からは、北米で補聴器の販売などを行うHearingLifeがメインスポンサーになっています。
Tier 2という登竜門
ツアー・チャレンジの最大の特徴は、Tier 2(2部)が存在することです。通常のグランドスラムでは、男女それぞれ上位16チームしか出場できませんが、ツアー・チャレンジでは倍の32チームが出場することができます。そして、Tier 2の優勝チームには、同じシーズンの別のグランドスラムへの出場権が与えられるため、Tier 2での優勝からステップアップして、グランドスラムに出場することができます。その顕著な例が2015年&2017年Tier 2優勝のチーム🇨🇦エイナーソン(現在の🇨🇦エイナーソンとは別チーム)で、その後はグランドスラムの常連チームとなり、K.エイナーソン選手はのちに女子カナダ選手権で4連覇(2020-2023)を達成することになります。
近年では、当時まだジュニア世代だったチーム🇰🇷キム・ミンジ(キム・ミンジ選手+現在のチーム🇰🇷ハ・スンヨン)が2019年Tier 2優勝で得た出場権で、2020年カナディアン・オープンの準優勝まで駆け上がった例もあります。また、男子のTier 2では3大会連続してアメリカの男子チームが優勝(🇺🇸ドロプキン2回、🇺🇸キャスパー1回)しており、それぞれグランドスラムへの出場を果たしています。日本のチームでは、2018年の🇯🇵北海道銀行(現在のフォルティウス)と2023年の🇯🇵TM軽井沢が準優勝に輝いていますが、優勝はまだありません。
今回はトリプルノックアウト
大会の形式としては、4チームずつ4組に分けて、対戦相手を決めることが多いですが、今大会はトリプルノックアウト(3回負けたら敗退)という方式で行います。3つのトーナメントが組まれ、0敗のチームが“Aイベント”、1敗のチームが“Bイベント”、2敗のチームが“Cイベント”と呼ばれるトーナメントで試合をします。
トリプルノックアウトと言ってもチーム数などによって多少やり方が変わるのですが、グランドスラムで採用されているトリプルノックアウト方式では3勝すれば予選通過となるため、“先に3勝するか、先に3敗するか”を争っているとも言えます。初戦から3連勝すれば、Aイベント通過で、プレーオフでは第1シードか第2シードになり、丸1日試合のない日ができます。最終的に3勝2敗でCイベント決勝を通過すると、第6〜8シードのいずれかになります。
女子Tier 1(ロコ・ソラーレ)
では、カテゴリーごとに1つずつ、プレーオフ進出チームの予想もしながら、どんなことに注目しているか、まとめていきたいと思います。予想は、“#カーリングGS予選通過予想”というハッシュタグを付けたり付け忘れたりしながら、2シーズン前ぐらいから、Xで勝手にやっております。
トリプルノックアウトの予選は、通常Aイベント、Bイベント、Cイベントと3つのトーナメント表で表されるのですが、行ったり来たりが面倒だと思ってしまうタチなので、1つにまとめたのが下の組み合わせ表です。
優勝候補はやっぱり🇨🇦ホーマンと🇨🇭ティリンツォーニ
現在の女子カーリング界は、この2チームを中心に回っていると言っても過言ではありません。前回の女子世界選手権の決勝のカードであり、現在の世界ランキング1位・2位であり、過去4大会のグランドスラムでは必ず両チームがベスト4に残り、うち2回がこの2チームによる決勝です。真面目に予想したら、この2チームが予選敗退するなんて、頭に浮かびすらしないレベルです。ここまで12連勝の🇨🇦ホーマン(Homan)と13勝2敗の🇨🇭ティリンツォーニ(Tirinzoni)を止めるのは、どのチームになるのでしょう?
対抗できそうな🇯🇵ロコ・ソラーレ、🇸🇪ハッセルボリ、🇰🇷キム・ウンジ
日本のファンの方への忖度ゼロで、今年の🇯🇵ロコ・ソラーレ(Fujisawa)は昨年よりもはるかに状態が良さそうで、同時に“追いかける側”の貪欲さみたいなものが感じられます。2週間前の敗退の仕方はきっと不本意だったでしょうが、休息・調整をはさんで、力を発揮してくれるでしょう。一方で、🇸🇪ハッセルボリ(Hasselborg)は今季ここまで16勝2敗で、欧州選手権の代表にも決まり、すこぶる調子が良さそうです(ただし、今週はいつものセカンドが不在)。この2チームが1回戦で当たるのは残念…ではなく、ABEMAで視聴できてラッキーですよ。強豪同士の対戦が予選から見られる、それがグランドスラムの長所の1つです。片方は初戦黒星スタートになりますが、それでもプレーオフには残るでしょう。(トリプルノックアウトは、初戦に負けたからといって、9位〜16位に決まる訳ではありませんので)
🇰🇷キム・ウンジ(Gim Eunji)は、不安な面をのぞかせながらも、韓国選手権をなんとか優勝して、自国開催の女子世界選手権に出場できる代表の座を守り、その後ものらりくらりと安定した成績を残しています。2週間前の大会優勝で自信を取り戻していればなおさら、昨季5大会すべてで予選通過した実力を十分発揮するでしょう。
正念場を迎える🇨🇦エイナーソンと🇸🇪ヴラノー
🇨🇦エイナーソン(Einarson)はグランドスラムの中心的チームの1つですが、前回の女子カナダ選手権直前に判明した禁止物質使用問題とS.バーチャード選手の負傷離脱で、本来のパフォーマンスを発揮することが困難な状況に置かれています。その一方で、カナダの上位チームが選びがちな大会出場数の少ないスケジュールになっており、今大会での獲得ポイントが少ないと、グランドスラム第3戦「ナショナル」の出場が不安視されます。
🇸🇪ヴラノー(Wranå)は、一昨季のグランドスラム優勝、昨季の欧州選手権出場と、確実に🇸🇪ハッセルボリに迫ってきた印象でしたが、今季は欧州選手権代表決定戦でも4連敗で代表の座を明け渡すなど、調子が上向いているとは言えません。今大会と翌週の「Stu Sells トロント」はスウェーデンの世界選手権代表選考の対象大会になっており、代表になる希望を先細らせないためには、最低でも🇸🇪ハッセルボリと同程度の成績を残したいところです。
期待したいのは🇨🇭X.シュヴァラーと🇨🇦キャリー
前回世界ジュニアの優勝チームである🇨🇭X.シュヴァラー(Schwaller)は、昨季後半にぐいぐいとランキングを上げ、初めてのグランドスラムでは🇨🇦エイナーソンから勝利を上げ、今季もすでに大会優勝を飾っています。グランドスラムには出場するのも大変ですが、出場し続けるのはもっと大変です。初出場から半年ぐらいで出場が途切れてしまうチームも多い中で、しっかりとグランドスラムに定着するには、予選を通過するのが最もシンプルで説得力を持つ方法でしょう。
名選手ジェニファー・ジョーンズの4人制からの引退を受け、C.キャリー選手をスキップに迎え入れた🇨🇦キャリー(Carey)は、遅めのシーズン開始ではありましたが、できることなら“🇨🇦ホーマンを追いかける最有力”として期待を抱かせるパフォーマンスを見せて欲しいです。トップチームに東部沿岸部出身の選手が少ない中で、地元プリンスエドワードアイランド州出身のリード L.レネンタイン選手やノバスコシア州出身のサード K.バージェス選手には、多くの声援が集まるでしょう。
プレーオフ進出8チームの予想
🇨🇦ホーマン、🇨🇭ティリンツォーニ、🇸🇪ハッセルボリ、🇯🇵ロコ・ソラーレ、🇰🇷キム・ウンジ、🇨🇦キャリー、🇨🇭X.シュヴァラー、🇮🇹コンスタンティーニ
最後の1枠は、欧州選手権という次の目標が近いことから、欧州の代表チームから選びました。“正念場”で挙げた2チームに加えて、🇨🇦ローズ、🇰🇷キム・ウンジョン、🇨🇦スターメイ辺りにはチャンスがありそうです。
女子Tier 2(中部電力、フォルティウス、SC軽井沢クラブ、北海道銀行)
日本から4チームも出場することで注目を集めていますが、今大会の4つのカテゴリーの中では、カナダのチームの割合が最も高い(16チーム中10チーム)のも女子のTier 2です。
昨季からのメンバー変更が多い🇨🇦カナダの出場チーム
Tier 2に出るカナダのチームには、新加入のセカンドがいるチーム(🇨🇦キャメロン、🇨🇦グレイ=ウィザース、🇨🇦ブラウン)、新加入のサードがいるチーム(🇨🇦スカーリク、🇨🇦セベノット、🇨🇦マクミラン、🇨🇦ブラック)、昨季のサードがスキップを務めるチーム(🇨🇦セベノット、🇨🇦マクミラン)など、メンバーの変更を経験しているチームが多くあります。昨年と同じ4人で試合をしているのは、10チームの中でも2チームだけ(🇨🇦イングリスと🇨🇦B.ピーターソン)でしょう。ただ、新しい選手を入れたことで、昨季よりも良いチームになっている場合もあり、必ずしもメンバー変更が悪いとも言えません。
🇨🇦スカーリク・🇨🇦キャメロン・🇩🇰デュポンと同じ山に入った日本の3チーム
そんな中で、シーズン序盤から好成績をあげているのが🇨🇦スカーリク(Skrlik)で、先週の「PointsBet インビテーショナル」でも準優勝。その分、現地入りが遅れていますが、グランドスラムは基本的に1日1試合なので、3敗する前には復調するでしょう。🇨🇦スカーリクと並んで、今季すでに4大会に出場している🇨🇦キャメロン(Cameron)も、うち3回は予選通過していますし、Tier 2の第1シードでもあるので、プレーオフまで残ってきそうです。
🇩🇰デュポン(Dupont)も今季の序盤は好調を維持しているようです。デュポン姉妹の妹マデリンさんの出産、姉デニースさんの腰の手術などを経て、チームとしての結束力も高まっている様子。以前はデュポン姉妹がそろわないと、何か不安そうな雰囲気を漂わせていたのですが、今はM.デュポン選手+若い選手3人でも十分に戦えている印象です。昨年の同大会では準優勝でした。
ここで問題なのは、この3チームと日本の3チームがAイベントの同じ山(初戦の試合番号が1〜4の方)に入っているということ。実は構造上、片方の山からは8チーム中6チームしか予選通過ができません。そんなにきれいに6チーム勝ち上がれるとはあまり思えないのですが、かといって日本のどのチームを予選通過予想から外せばいいのやら…。別の山の🇯🇵中部電力は良いとして、どのチームにも優勝争いに絡む可能性はあると思いますが、今季のここまでの成績で🇯🇵北海道銀行(Team Tabata)を選ぶか、前回ベスト8の経験で🇯🇵フォルティウス(Yoshimura)を選ぶか、PCCCに向けて良い準備ができていることを期待して🇯🇵SC軽井沢(Ueno)を選ぶか、みたいな感じです。
登竜門には“門番”がいる
上でTier 2のことを“登竜門”と呼びましたが、その言葉通り、それはどのチームにも簡単に入れるような楽な関門ではありません。過去2大会を見ると、ベスト4に残ったスキップは全員30代以上です。つまり、若手の中で勝ち上がれば良いのではなく、競技経験をある程度積んだチームを超えていかないと、若手チームが好成績を残しづらいということでしょう。前回ベスト8止まりだった🇯🇵フォルティウス(スキップは小谷選手)も🇯🇵中部電力も、この“年齢制限”にひっかかったのかもしれません。(いや、そんなことはなかろう…)
今回は20代のスキップが9人いますが、北海道銀行の🇯🇵仁平美来選手がおそらく最年少で、🇨🇦S.グレイ=ウィザース選手(Serena Gray-Withers)、🇯🇵上野美優選手、🇰🇷ハ・スンヨン選手(Ha Seungyoun)、🇨🇦A.セベノット選手(Ashley Thevenot)などは、20代の中でも若い方に入ります。こういう選手が上位に食い込んでくると、この世代のトップ選手としてより強く認識されるのでしょうが、思うほど簡単ではないのかもしれません。前回・前々回ともに予選を通過している🇨🇦ブラック(Black)なんかは“門番”役なのかもしれませんが、地元ノバスコシア州にも近いですし、初戦の🇯🇵中部電力戦から注目です。
プレーオフ進出チーム予想
🇨🇦キャメロン、🇨🇦スカーリク、🇩🇰デュポン、🇨🇦ブラック、
🇨🇦イングリス、🇯🇵中部電力、🇯🇵北海道銀行、🇯🇵フォルティウス
日本からの4チームがすべて予選通過できるのがベストなのですが、予想としては3チームぐらいかなという感じです。予想が外れることを期待しています。別の山に入った🇯🇵中部電力は良いとして、残りの2チームは、北海道ツアーの成績を参考にして、一応、🇯🇵北海道銀行と🇯🇵フォルティウスにしておきます。
男子Tier 2(TM軽井沢、SC軽井沢クラブ)
🇨🇭フースリと🇩🇪ムスカテヴィッツの躍進は本物か?
男子Tier 2の出場チームの中で、今季序盤に好成績を連発したのが、🇨🇭フースリ(Hösli)と🇩🇪ムスカテヴィッツ(Muskatewitz)です。ともに世界ジュニア準優勝の経歴を持つチームで、🇨🇭フースリが🇳🇴オスロカップ(SFM:5.0)を連覇して、スイス代表争いでも打倒🇨🇭シュヴァラー(Y. Schwaller)の筆頭に名乗り出た一方で、前回の男子世界選手権で5位に入った🇩🇪ムスカテヴィッツは、それが偶然じゃなかったことを示すように欧州で好成績を残し、🇨🇦Stu Sells オークヴィル(SFM:7.0)でも、優勝まであと一歩に迫った準優勝でした。ともに昨季のグランドスラムには出場しておらず、今季の成績なら、今大会の成績に関わらず、近々グランドスラムに出場できそうではありますが、グランドスラム定着のチャンスにしたいところです。
いきなり軽井沢対決にしなくても…
日本からは🇯🇵TM軽井沢と🇯🇵SC軽井沢クラブが出場しますが、まさかの初戦で対戦することになりました。初戦に負けたからといって、予選通過の可能性が大きく減るわけではありませんが、「両チームが別の山なら、どっちもAイベント通過するかもしれないし、対戦するなら決勝かな」みたいな淡い夢は一切見せてもらえません。Tier 2は配信もないので、試合の様子も見せてもらえません。予選は通過できることの多い両チームですが、そこからさらに優勝に向かって勝ち星を積み重ねることには苦労している感じもしますが、ランキングの近いチーム相手の連戦でどこまで勝てるのかは、自分たちの立ち位置を確認する機会にもなりそうです。
グランドスラム返り咲きはどのチームに?
昨季のグランドスラムに出場したチームは、16チームの中で、🇯🇵SC軽井沢クラブを含め6チームありますが、のべ11回の出場で予選を通過できたのは、🇳🇴ラムスフィエル(Ramsfjell)の1回だけ(2023年マスターズ)でした。グランドスラムでも、男子世界選手権でも、男子のトップ6〜8チームに勝つのはかなり難しいようで、女子よりもそこに“壁の存在”を感じることが多いのです。マスターズ出場権が与えられる優勝を目指すのはもちろんのこと、ここでの好成績を足がかりにまたあの舞台に戻りたいチームも多いでしょう。
プレーオフ進出チーム予想
🇨🇭フースリ、🇩🇪ムスカテヴィッツ、🇳🇴ラムスフィエル、🇨🇦クライター、
🇯🇵TM軽井沢、🇯🇵SC軽井沢クラブ、🏴ワデル、🇨🇭ストッカー
女子に比べると、カナダのチームが少なく、国際色豊かな男子のTier 2ですが、カナダのチームで序盤から好調なのは🇨🇦クライター (Kleiter)ぐらいで、あまり目立っていない印象です。大会の数がまだそこまで多くないこともありますが、欧州や日本のチームを多めに入れてみました。(期待も込みで)
男子Tier 1(日本からは出場なし)
壁の上によじ登るチーム、そこから落ちるチーム
先ほど、“壁の存在”を感じると書きましたが、昨季のグランドスラムを見ると、全5大会に出場し、そのうち3大会以上で予選を通過したチームが8チームあるので、考えようによっては、その瞬間にプレーオフ進出チーム予想は終わってしまいます。実際は、毎回全チームが予選通過している訳ではありませんので、その中から予選通過できないチームを選ぶようなことになります。
5大会予選通過:🇮🇹レトルナス、🏴ホワイト
4大会予選通過:🇨🇦グジュー、🇨🇭シュヴァラー、🇨🇦ボッチャー(スキップ以外の3人は現在🇨🇦ジェイコブス)
3大会予選通過:🏴マウアット、🇨🇦ダンストン、🇸🇪エディン
これらのチームに対抗して、昨年後半から成績を上げているのが🇨🇦マキューウェン (McEwen)です。スキップのM.マキューウェン選手がサスカチュワン州のチームに移籍して、チームとしてなじんで来たのか、男子カナダ選手権でも決勝まで進んでいます。今季もすでに3大会で連続優勝を決めており、簡単に負ける様子は想像できません。また、欧州で上に挙げたチームに続く成績を残した🇨🇭ブルナー (Brunner)もいます。(軽井沢国際の時に来日しますね)
そのため、代わりにどのチームを予想から外すかを考えることになります。例えば、カナダのチームはシーズンの始まりが遅く、まだ調子が上がりきっていない印象があります。前のスキップを追い出して、新しいスキップを迎え入れた🇨🇦ジェイコブス(Jacobs)、先週の大会で若手チームに白星を献上して初戦敗退した🇨🇦ダンストン(Dunstone)は、まだ本調子じゃない感じがあります。予選を通過できなかった大会のある🇸🇪エディン(Edin)や🏴ホワイト(Whyte)が気になる人もいるでしょう。また、本当なら上に名前が入りそうな🇨🇦クーイー(Koe)は、昨季グランドスラム全5大会に出場したものの、予選通過は1度もありませんでした。その後、セカンドの選手をチームから放出して、4人目の選手はまだ発表されていません。
どのチームも、シーズンを通して考えれば、成績をまとめて来るのでしょうが、この大会で良いパフォーマンスを見せてくれるのがどのチームかは…簡単にはわかりませんね。
プレーオフ進出チーム予想
🇮🇹レトルナス、🏴ホワイト、🏴マウアット、🇨🇭Y.シュヴァラー、
🇨🇦グジュー、🇸🇪エディン、🇨🇦マキューウェン、🇨🇦ジェイコブス
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