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日本語訳のダジャレ
こんにちは。はじめまして TAICHI です。
先日、サッカー日本代表の試合を見てました。FWの永井謙佑選手にボールが渡るとき、「長いパスが永井に」という実況がありました。そのとき、実況の方がやってしまったと言うように話すのを止めたのです。そう、お分かりの通り、「長い」と「永井」とでダジャレのようになっていたのです。こういった経験って普段生活していて、けっこうありますよね。意図せず放ってしまったダジャレでツッコミが入り、会話が中断する。ちょっとめんどくさいときもあると思いますが、まあけっこう楽しい時間ではありますよね。そんなことを思いながら、サッカーを見ていました^ ^
そんなダジャレ・ジョークに関することで、多くの人が不思議に感じていることがあると思います。それは海外ドラマや、映画、小説などに出てくる英語のダジャレ・ジョークの日本語訳はどうしているのかということです。私自身も最近まで不思議なままでした。まあこれを知ったからと言って何かが大きく変わるということはないわけですが、知っていたらおもしろいです。海外のダジャレの日本語訳は、少々強引です。例えば、音が近い2つの単語でダジャレを言っているセリフがあるとき、その掛けている2つの単語を無視して日本人にわかりやすいように、それでいてシーンに合うように新しくダジャレを作っているのです。また、ある映画のシーンではスーツを着て、「まるで七五三みたいだ」というシーンがあります。海外に七五三はないので、日本語訳にするときに日本人にわかりやすいように訳していることがわかります。
こういったように別の国の言葉のダジャレを日本語に変換するときにはダジャレを言っていることだけを伝えて、話していることの意味をかえてしまうことがあります。しかし、シーンに合うようにその雰囲気を壊さないように綿密に考えられ、見事なまでにスッと入ってくるように作られています。翻訳という仕事も非常に大変だと言うことがわかりました。どうしても無理があるとき、元あるものを多少壊してでも新しいものを作るということは重要なことだと感じるようになり自身の微々たる成長を感じでおります。
私、TAICHIのportfolioなどもありますので是非ご覧ください。