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🔴いつも大安吉日31 〜こんな日もいいなー〜

【こんな日もいいなー】

何時とかって関係なし
起きたときに起きちゃう
寝たいときに寝ちゃう

完全にちっさいこどもといっしょ

まあ起きるのは早いけど
ここのところそんな感じだった

夜9時くらいには眠くなる
そのとき本でも読んでると、次にまた読みはじめる場所がわからないくらい頭には入ってない
時計の針が夜の10時を指すのをほとんど見てないな

目覚まし時計は昔からあまり使わなくて、起きたい時間が決まってれば起きれた

でも今日は寝てたな
1度も目覚めず朝6時だった

障子越しひかりがきれいだ


大日向の我が家にもどって二日目
やっぱり静かだなー

鳥の声もまだ聞こえない

雪もたくさん降って空気もスッキリ
ぼくもたくさん眠って目覚めがスッキリだ

今日はどうするかな

またありがたい

しかし降ったね
予報じゃ午前中いっぱいも降らなそうだったけど、夕方前くらいまで降ってたか
軽トラのタイヤ半分埋まるくらい積もってた

雪で予定もなくなった
買い出したいものがある
非日常の雪景色にそわそわする


少しばかり雪かきをして道が見えた
ちょいと探検したくなって軽トラに乗り込む

景色は真冬だけど寒さは春のはじめ
極寒のときのさらさら雪じゃない
竹ぼうきではけたあの雪とちがう

少し踏み込めば「ギュッ」と固まる
水気を含んだ重い雪

雪も時期とか場所で全然ちがうもんなんだな

むかし、「イヌイットには質だったり状況だったりで『雪』を呼ぶ言葉がいくつもある」なんて話しを聞いたことがあった

調べてみたらデマ説っぽいけど、かなりおっきくまとめられてる言葉があって、ひとくくりにしないでもう少し細かく分けたいなって思う言葉があるのも確かだ

あさイチに除雪車が通った道にはまた雪
軽トラでゆっくり坂道を進んでいく


山も田んぼも畑もまっ白だ
葉っぱが茂ってきた福寿草も埋もれてない
軽自動車が道の脇に落っこちてる

やっぱり引き返そう

除雪車が我が家のほうに向かってまた進んでる
そのうしろをゆっくり走る

力強い背中
ものすごい安心感


ずっとついていきたい

リアカーを引いて旅してたときの福島の峠を思い出す

新しく出来たバイパスのトンネル
リアカーや軽車両の通行禁止の看板
旧道を行けば距離は倍で坂も急
交通量はかなり少ない

長さはたしか2000メートルくらい
全力で先の見えないトンネルに突っ込んでいった

どきどきとハラハラの全力ダッシュ
体力の消耗は激しかった
そのとき後ろから赤い光が回りながら近づいて来るのが視界にはいった

おまわりさんだった
「先導するからうしろ着いてきて」

トンネルを抜けてから注意されたのは言うまでもないが、あのときの安心感

進む道につぎつぎやってくる困難を「グッ」と受け止めて押しのける除雪車のような

「着いていけば間違いない、守られてるから大丈夫だ」って安心感を与えられるパトカーのような

そんなオトコにぼくもなりたい

日曜日だってのにほんとありがたい

ゆっくり

土鍋に大根と昆布を入れて水を入れて
ストーブの上に置いておく


お茶を飲みながら七輪で煎餅をあぶる

敷きっぱなしの布団に寝転んで本を読む
そのまま少し眠ってしまう

雪かきして部屋に戻れば煮物ができてる

食べながら友達オススメの動画を観る

薪ストーブであったかい部屋の
手の届くところに必要なものはある

夜になればとなりの寒い部屋の樽の中をのぞく
米と糀の発酵ジュースが最近の気温でぶくぶく元気になってきた

はじめたばかりのギターで「ボロんボロん」となんとか音を出してみる

また布団で本を読む

沖縄に住んでたとき世話になったおじーが
「沖縄での台風の日の正しい過ごし方はこれさー」といって昼間から島酒をやっていたのを思い出す

こんな雪が降った寒い日は、家でゆっくり過ごすのもいい

体はあまり使わないからか
あたまがその分動いているのか

ゆっくりしてると昔のことをよく思い出す

また何年もしたときに、ふと思い出すような
そんな毎日を過ごしたいね

では今日もすてきな日を

五穀豊穣 
子孫繁栄 
大安吉日や さかいひろし

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