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🔴いつも大安吉日196 〜開きはじめるシャッター通り〜
【開きはじめるシャッター通り】
風呂に使うおっきな羽釜
伐採で伐らせてもらった丸太
どっちもなかなかハードな作業だったんだね
昨日はなんとなく体がダルかった
「体調不良かな?」と思ったほどだ
夕方にうちで荷物を下ろしているときに、肩甲骨あたりにある違和感に気付いた
なんとなく懐かしいようなこの感じ
「これは筋肉痛とみて間違いないな」
しかし問題はその原因はいつどこなのかだ
日常生活ではあり得ない姿勢の伐採作業
普段使わない筋肉が使われたことはわかる
風呂のハツリ作業もなかなかキツかった
ずっと振動してる工具を持っていること、全筋肉を使って引いたり押したり上げたり⋯
年こそ四十歳にはなったけど、気持ちはまだまだ「やれるぞー」って若さでいる
二日前なのか?前の日なのか?
この筋肉痛の正体は、しっかりハッキリ判明させておきたい
この気持ちわかるでしょ?
🔴つながるご縁
重い軽トラで峠を越えて、ぼくは戻ってきた
群馬から峠を越えるとそこは佐久市
ここでひとつ用事を済ませる
地域コミュニティの「ギフトシェア」のグループがあって、そこで投稿されていた「衣装ケースありますよー」にぼくは返事をしていた
お土産のビールを笑顔のすてきなおじさんに渡して、ぼくは衣装ケースをゲットした
ほんの少し立ち話しをするだけで、共通の知り合いがいることがわかったりする
ぼくの住む大日向ともご縁のある人だった
「またご縁があったらぜひ」
ぼくは家に向かいながら、「つながりはじめるご縁」のことを思っていた
まだ住んで間もない長野県に、はじめはつながりなんてまったくなかった
大日向小学校を選んだこと、廃材のにおいを嗅ぎつけて足を運んだこと、そこから一気につながりは広がっていった
そしてまたこうして広がるご縁
おかげさまでいまは頼れる仲間がいる
たのしくいっしょに飲める仲間がいる
しっかりつながって、これからの時代をいっしょに乗り越えていくことの出来るコミュニティが出来てきているんだよね
🔴動き出した商店街
さらに膨れた荷物で佐久穂町に戻ってきた
何も考えずに曲がった先に、「カレー屋ヒゲめがね」がある
大日向小学校に同じタイミングでやってきた仲間が、夏前にはじめたカレー屋さん
いつも外に「待ち」がいて、なかなかぼくのタイミングは合わなかった
それが昨日はチャンスだったんだ
店に入るとさらに同じ学校の仲間がいて、食べ終えて帰るところだった
ぼくはひとりゆっくりパクチー大盛りのバターチキンカレーをいただいた
添えてあるレモンを絞って食べたら、さらにそれはぼくの好みの味になった
まだ少し暑いこの時期に、スパイスカレーとレモンのあの清涼感がたまらない
カレーとパクチーとレモンの絞り加減と混ぜ加減で、いろんなパターンを楽しみながらおいしくいただくことが出来ました
カレー屋ヒゲめがねは、いまはさびれてしまった商店街のいちばん端にある
車に乗り込みその商店街を走って逆の端
そこにさっきの仲間がいた
彼もまた何やら楽しそうなことを企てているようだった
ぼくも一度気になったことのあるその場所
改めてそのあたりを見回すと、なかなかすてきな空き家もたくさんあるにはある
一応昔は街道の交わるところで、それなりに盛り上がった場所ではあったようだ
人が集まりやすい場所だったんだ
最近ぼくの頭の中にあったイメージが、急にそこで膨らんできた
人が集まる場所、何かを発信していく場所、みんなの「欲しい」に応えられて、ぼくらもそこでたくさんのものが得られる場所
それには一気に山の中に行くよりも、まずステップを踏んでからの方が良さそうでもある
そんな頭でぼくは大日向のうちに戻った
🔴動き出したいぼく
すにちゃんに商店街の話しをすると、すにちゃんのイメージとも合うところがあったらしく、さらにぼくの中で膨らんでしまった
「善は急げ」
ぼくはまた商店街にとんぼ返りした
商店街の真ん中の駐車場に車を停めて、まずはヒゲめがね方面に歩いてみた
パッと見た感じで四十軒くらいは店が並んでいるようだけど、実際に夕方の時間に開いている店は五軒くらいだった
建物の時代は昭和の中期くらいなのかな?
そこまで古い作りではなさそうだけど、一般的には「ボロっ」て感じなのかな?
ぼくの好みな雰囲気の建物もある
食堂もかなりいい味が出ている
スナック通りもかなりあやしい感じだ
ここには一度行ってみる必要がある
折り返して今度は千曲川上流の方に進む
やってるのかやってないのか、古い酒屋の立派な建物がある
おそらくもうかなり古いその建物を「ぼーっ」と見ていると、昔の風景が頭に浮かぶ
二階の外廊下を、足袋を履いてお膳をもった仲居さんが、走らず早足の摺り足で「さささっ」と客間に向かっている
外から見えない客間では、たのしい宴が毎夜毎夜繰り広げられていたんだろうな
一本裏に入ればそこは田園風景
電線のないローカルな列車が、田んぼの中を「カタンカターン」とゆっくり走っていく
踏切のない細い道で線路を渡ると、そこにはすてきなお店があった
「Mikko Doughnuts cafe」
これまた学校でお世話になってる仲間のお店
うちで待つさわがしいやつらにお土産と、少しそのあたりの話しを聞いてまた歩き出した
ミッコドーナツからヒゲめがねまで、歩いていけば十分もあれば行ける距離
地区は変わるけど、つながってくる商店街の端と端くらいな位置関係
まだまだぼんやり「いいなあ」ってくらいだけど、このあたりがたのしく素敵にどんどん広がっていきそうな気がする
山の暮らしでの集落のコミュニティ
街でのもう少し広いコミュニティ
そしてそこをうまくつなげること
根っこにあるのはいつもと変わらない
「みんなもぼくもたのしく幸せに」
そんなイメージで何かをはじめたいな
学校だけじゃなく暮らしの中でも、いつもしっかりとつながっていれたら心強い
みんなが集まれて、話しが広がりその「わ」も広がるスペース
これからしっかり調査する価値ありですね
🔴街と山
朝からバナナの取り合いでこどもがうるさい
なかなか集中することができない
いつでもこどものともだちが勝手に来て、暗くなったら勝手にまた帰れるような場所
そうすればこどもはこども同士でたのしくやってて、親は親同士またたのしくやれる
街を意識すると街のいいところはやはりある
山にはいまはこどもいないからな
なんかうまくいくように、これからはそこらじゅうにアンテナ立てまくろう
そしていろいろつなげていこう
みんなとしっかりつなかっていこう
やっぱりこどもたちうるさいね
最後の最後に全然集中できなかった
ぼんやりしたまま今日はここまでだね
ではみなさんすてきないちにちを
五穀豊穣 子孫繁栄
大安吉日や さかいひろし
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