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新型コロナ融資審査が99%NGな方の特徴
株式会社SoLabo(ソラボ)では、コロナの融資支援を400件以上実施してきました。その経験から、融資に受かりにくい方の特徴をご説明していきます。
日本政策金融公庫では、コロナの影響を受けている方向けに、『新型コロナウイルス感染症特別貸付』という制度を作り、多くの事業者に融資を行っております。
多くの方々に融資をしておりますが、融資を受けることがかなり難しい方もおります。
融資が難しい方の特徴をまとめました。
動画でみたい!という方は、以下をご覧ください。
以下、動画ではなく、記事でご覧頂きたい方向けに文字起こしした内容を記載させて頂いております。
みなさんこんにちはSoLaboの田原です。
今回は、【コロナ融資で99%融資NGな方ってどんな方?】をテーマに解説していきます。
コロナの融資は、日本政策金融公庫・商工中金、あとは民間の金融機関などいろいろなところでコロナを理由にした方々を助けるために融資制度が設けられていますが、今回は最も借りやすいと言われている日本政策金融公庫でコロナを理由に融資を受ける場合、99%融資 NGな方ってどんな方なのか?これをテーマに解説していきます。
まずですねコロナ以前から業績悪い。
コロナな以前から、この以前というところがポイントなんですが、今回のコロナ融資、正式名称は『新型コロナウイルス感染症特別貸付』というものになります。
これですね省略してコロナ融資 って呼んできますが、コロナ融資のもともとの考え方っていうのは、コロナ以前は特に問題なく経営をしっかりされていた。
ただコロナを理由に業績が悪化してしまった。
こういった会社を助けていきましょう!という考え方が基本的な考え方となってます。
なので、コロナ以前からもともと業績が悪い方っていうのはかなり、融資を受けにくいです。
業績が悪い会社とはどういうことかというと、
たとえば社保とか税金滞納、未納だったりする場合、融資はかなり受けにくいです。もともとコロナ前から大赤字の状況の会社も融資が難しいです。
2期3期運営されている方っていうのは決算書の直近2年分提出しなければいけません。
その決算書の直近分が、大赤字で債務超過状態で経営の改善がなかなか見込みにくいケースというのは融資かなり受かりにくいです。
もちろん、コロナ以前に徐々に良くなってたけれども結果を見ると、あんまり良い決算書ではなかった。
こういう場合(成長中だった場合)には借りられるケースもあるんです。
ただ基本的には前年・前々期が大赤字であれば、コロナ融資は受けられないです。
あとはリスケ中ですね。1回お金を借りて、今現在はリスケ中でした。こういう方はかなりお金借りづらいです。
リスケは、正式名称リスケジュールなんて言ったりしますが、何かというと例えば1回お金を借りてます。
毎月10万円返済する予定だったけど、10万円返済するのが難しかったので交渉の結果、毎月2万円の返済に今現状はなってます。これスケジュールの変更してますね。それをリスケと呼んだりします。
リスケの場合も融資はかなり受けづらいです。ただですね一応伝えしておくとリスケだったとしても融資通りましたっていう事例が徐々に出てきています。
ただ基本的にリスケだったら難しいと考えてください。
コロナ以前から信用情報に問題があった。
信用情報に問題があるところ何かというと、例えばクレジットカードの支払いを何回も連続で支払いの遅延をしているような方。
期日が設けられたもの期日通りに払えてない場合、信用情報に傷がついていきますので、やっぱり信用情報に問題があるという方はかなり融資を受けにくいです。
あとは、過去申告しなければならないにも関わらず申告していない方。
この申告をしてないけど、融資コロナに便乗して融資受けたいんだっていう方の場合、基本的に融資を受けることはできません。
何年もビジネスやっている方の場合、必ず直近2年分の申告書や確定申告書だったり決算書を提出しなければいけません。
この過去2年分の申告書を提出できなければ融資の要件に該当しません。
なので、過去申告してないと基本的に融資を受けられないと思ってください。
ここで追加で質問多いのが、じゃあ今からすぐ申告してそれから申し込めば融資通おりますかって質問を結構頂きます。
もちろん要件を満たしているので、融資受けられる可能性もありますが、融資が受けにくいことが想定されます。
過去2年分申告義務があったのに、まだやってなかったのでこれからやろうと思った場合、今日提供すれば、今日申告したよ!という日付が乗ります。
要は提出期限が大幅に遅れて申告書を提出した方と判断されます。
期日通りに作成できていない方!という見方をされるので、やはり印象が悪くなってしまうので、まぁ急に過去2年分を一生懸命申告書提出したとしても融資が受けにくい状況は変わりないです。
もちろんもともと申告義務がありますので、できる限り早く申告書は提出してその形式を整えてから融資申し込みをしていただきたいなとは思います。
次コロナが終息しても返済能力がないと判断された方も融資は受けにくいです。
コロナが終息したとしても、この方のビジネスモデルでは貸したお金を返してくれる見込ないよね!と判断されてしまえば、当たり前ですけれども金融機関はお金貸してくれません。
なので、コロナが終息すればちゃんと借りたお金くらい返せますよっていうプレゼンをすることが非常に大事になってきます。
あとはですね、もともとこれコロナは全く関係ないんですけれども、反社の方というのはもちろん融資はもとともと受けることができません。
あとは逮捕ですね。
融資って法人で借りようと思っても個人で借りようと思っても個人名を必ず書かなければいけないんですが、【個人名 逮捕】とネットで調べたときに ご自身の過去の逮捕歴みたいなものが出てきたりする方っていらっしゃるかもしれないんですけども、そういった方の融資っていうのも非常に受けにくくなります。
あとはですねこれももともと対象外なんですが、政府系金融機関の日本政策金融公庫はですね、もともと事業主向けの融資制度になっています。
なので、事業主でない方っていうのは融資対象外です。
どういった形かというと、例えば飲食店で給与をもらって働いており、コロナの影響があって飲食店が今営業をストップしてしまってる働き先がない従業員です。
この従業員が働き先がないんで日本政策金融公庫ってお金貸してくれませんか?
こんな相談を日本政策金融公庫にしたとしても、給与所得者は事業者ではないので、日本政策金融公庫にお金を貸してくださいって言ってもお金を貸しません。
ここまで、まとめますと
コロナ融資99%融資受けられない方ってどんな方かというと、基本的にはコロナ以前から問題を抱えている方っていうのは審査は受かりにくい、ただ業績過去悪かったとしても返済能力がちゃんとあるんだってプレゼンができれば借りらえることもあります。
コロナが終息しても返済能力がないような方というのは融資はほぼ間違いなく不合格になります。
あとは過去に申告してなければいけないにもかかわらず申告してない方っていうのも条件満たしませんので融資は受けにくい状況になっています。
あとよく質問があるんですけれども事業主でない方、個人事業主・法人運営している代表以外の方というのは、例えば給与所得として給与貰ってた方。後はバイトしてた方とかこういった方々というのも基本的には融資対象外になります。
関連記事を添付しておきますので、ぜひこちらもご参照ください
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![田原広一@ソラボの代表](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13160408/profile_14e33a4b9fa1373e571eb60e76162755.jpg?width=600&crop=1:1,smart)