Fi:内向感情 INFP/ISFPの"主機能"=最も発達した機能
どういう機能?
Fi:内向感情は自分の内面世界を愛し、愛を注ぐ対象を最優先とする。
自分を尊重する機能。そもそもは、偏桃体由来の原始のスキキライ機能だとか。
Fi:内向感情が強まると、熟成された濃厚な感情言語を使って自分の気持ちを表現する。
表面上まともに見えるヒトの内緒の変態趣味が開発されていくのも、このFi:内向感情の領域で起こることだ。
コミュニケーションスタイル
“萌え”、”推し”、”推し同士が○○していて尊い”のようなちょっと重い表現。
本人たちは、こう言った言葉によって自分自身にさらにドライブがかかる。
残念ながら、前提を共有していない第三者はこういった言葉を耳にすると、恐怖を感じて距離を取りたい重いに駆られる。
長くアングラでのみひっそり扱われていたニコニコ動画、初音ミク、ゲーム実況、欲望丸出しのアイドル好き。
世の中がミレニアムに湧く2000年代初頭にディスりのネタとしてメディアに乗っかった。
しかし世がコロナ禍を迎える頃には、Fi:内向感情を刺激するコンテンツを買い漁る人が爆増し、引きこもりビジネスとして急成長。
カネになるネタはメディアからディスられない。急に仲良しになる。
ちょっと前まではFFが好きと宣言することすら、ちょっと痛いことだったが、今では声優人気も相まってゲームコンテンツに対する差別意識はかなり弱くなった。
Fi:内向感情が強い人にとって、否、誰にとっても生きやすい時代になったはずだ。
人間関係を拡張する方法
内省機能が主機能の人間は、自分の中に"こだわり"が醸成される。
内向感情を大事にする人は、同タイプの人を本能で察知して、仲間づくりできる。無意識による協調。
平和的で、人を傷つけない目的で意思統一される。
内向感情を大事にできる人は、無意味な争いから距離を置くことを選択する。
サバイバルスキルとして極めると、スピリチュアルで言うところの、”波動の高い人”になる。
アキレス腱
若年期は、自分に素直すぎて、段々外の世界と内面世界の乖離を感じる。
・独特な趣味に見境なく没頭する
・周囲の空気が読めない言動をしてしまう
・主張する必要がある場面でも、正面から対決しない。
社会が自分を歓迎していないと感じる瞬間を、必ず経験する。
それが人生を真剣に考える契機になる。
問題を改善する方法
ちなみに、親が過保保護だと、その契機を逃す。笑
Fi:内向感情ばかり嗜好していると、自分で環境を作る能力(Te:外向思考)がお留守になる。
結果、子供部屋おじさん、あるいは文句を言いつつ実家に居座る独女になる。
実はTi:内向思考も同じ傾向がある。
親に依存している環境を、少しでも何とかしなきゃと考えているあなた。いや、考えていないあなたも。
既存の人間関係を消費するだけだと、いつか詰みます。
自分のことを知らない人がいる環境で、新しいことに挑戦してみませんか。
新しい居場所を開拓する経験をすると、一気に自信がついて、もっと人生の幅が広がって楽しくなるはずなのだ。