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【投稿翌日 検索4位】noteのSEO効果、すごくない?

web制作に携わる誰もが意識するGoogleの検索順位。自分の手掛けたコンテンツが上位表示され、一人でも多くの人に見てもらえたら嬉しいですよね。

僕は、このアカウントを3週間前に開設しました。

立上げて間もない、コンテンツ量も少ないwebサイト。到底、Google先生になんか相手にされないだろうと思っていました。

ところが、13個目に投稿した記事を検索してみると、投稿翌日には検索4位を獲得していました。個性溢れる素敵なコンテンツに出会えるnoteは、SEO的にも有能であるようです。

投稿翌日に検索4位を獲得した記事

以下が、投稿翌日にGoogleで検索4位を獲得した記事です。

記事の内容は、リハビリの専門職である作業療法士が、webライターに転職した体験談を紹介したものになります。積極的に検索上位を狙ったわけではないのですが、いざ投稿してみたら、翌日には上位表示される結果となりました。

この記事は、タイトル・見出しを含め、2,439文字で構成されています。3,000文字や4,000文字、場合によっては1万文字近い記事が散見される現在のGoogleでは、比較的文字数の少ない記事かと思われます。

想定した検索キーワードは「作業療法士 セカンドキャリア」です。Googleキーワードプランナーでは、月間平均検索ボリューム:100~1,000、競合性:低のキーワードでした。

異業種への転職を検討する作業療法士が読むことを前提に、SEOを若干意識しつつ、タイトルや記事内の単語・文章を最適化しました。「セカンドキャリア」というキーワードは頻出させると文章が読みにくかったので、タイトルで1回、見出しで1回、文章中に1回、ハッシュタグで1回のみの使用に留めました。

投稿翌日の検索結果は以下の通りです。

投稿翌日の検索結果|4位獲得

検索1~3位までは、作業療法士の転職をサポートする営利法人(株式会社)です。このうち一社は従業員数2,000名を超える上場企業。また、5位以下には専門学校や老舗企業等も並んでいました。

競合企業サイトがたくさんある中、一個人が4位獲得というのはそれなりに健闘できたように思います。

投稿時点におけるアカウントのスペック

本アカウントは、記事投稿時点のフォロワー数が9名でした。すでに投稿した12記事は、webや子育て等に関するものでテーマがバラバラ。SNSに紐づけてもいません。つまり、影響力も、専門性もない一般人が運営するnoteです。

僕は、普段webライターとして、企業ホームページのテキストやインタビュー記事、それに絡めたSEO記事等を執筆しています。そのため、SEO対策の見識がない人よりは、上位表示に有利な記事を書くことが可能です。

とはいえ、並みいる強豪を抑え、個人の体験談が投稿翌日に検索4位を獲得できるとは、自身の経験からすると非常にめずらしい現象です。たった一本の記事で、Googleの評価基準ー経験・専門性・権威性・信頼性を満たすことができたのでしょうか?

というと、それはちょっと考えにくいんです。

通常、webサイトというのは、いろいろな情報・ワードを盛り込んでコンテンツのボリュームを増やしていきます。そうすることで、読者が欲しい情報を盛り込みつつ、評価基準を満たすしっかりしたwebサイトが構築できるからです。

たった一本の記事で検索上位を獲得できるなら、web制作に携わる誰もが苦労しません。

ですから、何者でもない個人が投稿翌日に検索4位を獲得できたのは、noteのお陰以外に考えられないんです。

一個人のnoteが企業の記事を超えていく

僕は、仕事柄なにかにつけてGoogle検索しています。最近になって感じるのは、検索上位に個人運営のnoteをよく見かけるようになったことです。

単語の意味を説明するものから特定の商品・サービスを紹介・解説するものまで。名だたる企業にまぎれて、個人のnoteが並んで表示されていることが少なくありません。

これは、企業から依頼を受けて記事を書くライターからすると、とてもすごいことです。なぜなら、多くの企業は、ひとつの記事をチームで作り上げているからです。

検索ニーズを調査するマーケター、記事制作の進行管理等を行うディレクター、記事を執筆するライター、原稿をチェック・修正する校正・校閲者。webサイト本体の制作・変更まで含めば、デザイナーやコーダー・フォトグラファー等も関わってきます。

一つひとつの工程を分業し、プロが担当するわけだから必然的に記事の品質が向上します。このマンパワーの壁を超えるのが個人には難しいんです。

でも、マンパワーを投入したからといって、必ずしも企業の記事に個人のそれが劣るとも限らないですよね。例えば、同じような問題にぶつかった人の体験談を聞きたい時は、個人の記事のほうが、具体的なエピソードが書かれていて参考にしやすいものです。

これまでは、SEO対策が施された網羅性の高い記事が検索上位を占めていました。そこへきて、個人の書いたnoteが検索上位に表示されるということは、経験した人にしか知りえない情報の需要が高まっているのかもしれません

等身大のコンテンツが評価されるように

Google検索すると、“○○する5つの方法”や“おすすめサービス7選”といった網羅性の高い記事が表示されがちです。情報の詰まった記事は参考にできる部分もありますが、「具体性」という観点では物足りなさを感じることが少なくありません。

noteを始めてみて思ったのは、SEO度外視のオリジナリティに富んだ記事が多いことです。いろいろな体験をされた方がいて、多様な考え方に触れられるところが、noteのおもしろみではないでしょうか。

そうしたコンテンツが、Google先生にもより評価されるようになったら嬉しい限りです。

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tagu|webライター
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