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キャスト募集のお知らせ

はじめに

創作ユニットTAGU-【たぐ・う】では、11月に結成3周年のオリジナル朗読ドラマ企画「be fond of ~season’s~」にご出演くださるキャスト様を募集いたします!

募集内容について

【募集人数】

キャスト様 8名(内、男性役4名、女性役4名)

【ジャンル】

日常、恋愛、朗読、会話劇

【作品について】

・キャッチコピーは『「LOVE」のカタチ、「LIKE」のカタチ』
・時間と共に変わっていく二人の関係性を、モノローグと会話で繋いでいくオムニバス形式の物語。全4話を「四季」の移ろいに見立てて展開していきます。
・1作品10分未満(作品によっては5分程の予定)
・役名やイラスト(特にお顔・表情)は具体的な提示をせず、聴いてくださる方が自由に想像できるような物語を制作します。
※イラストも制作中です。人物のイラストもあれば、抽象的なイラストの場合もあります。
・当ユニットの3周年に向けてのオリジナル作品です。
(2021年11月1日の2周年からオリジナル作品を制作しています。前回の作品はこちらからご視聴ください。→『poetry reading 【RE/START】』)

【公開先】

創作ユニットTAGU-【たぐ・う】YouTubeチャンネルにて公開 → チャンネルはこちら

【展開スケジュール】

9月1日(木) 12:00~9月18日(日) 23:59迄 キャスト様募集
※該当キャスト様が決定した場合、期日より先に締め切る場合があります。

募集〆切~9月25(日)迄 キャスト様選考→出演の意思確認→決定

キャスト様決定以降~10月16日(日)迄 音源提出期間
※期日が難しい場合はご相談ください。

11月9日(水)以降、4回にわたってYouTubeチャンネルにて公開予定

【応募条件】

・作品(キャラクター)に興味を持ってくださる方。
・最後まで責任をもってそのキャラクターを生きてくださる方。
・連絡が途絶えない方、スケジュールを守ってくださる方。
・リテイクが発生した場合、ご対応・ご協力いただける方。
・連絡方法はTwitterのDM又はメールで行い、音声データの納品はギガファイル便を使用します。
・音源形式は【 44100hz、16bit、モノラル、WAV形式 】です。
・事務所等に所属されている場合は必ず許可をお取りください。

【応募方法】

応募方法は2通りございます。
①か②のどちらかを選んでいただき、いずれも創作ユニットTAGU-【たぐ・う】TwitterのDMまでご連絡ください。

① 選考台詞を収録し、提出する
応募する役の台詞を収録した音源データをギガファイル便でお送りください。
※「選考台詞・キャラクターについて」をご確認ください。
※ご提出いただく音源形式は応募条件と同じです。

② サンプルボイスを提出する
お名前・希望する役・ご自身のサンプルボイスのURL、またはサンプルボイスのデータをギガファイル便でお送りください。
サンプルボイスを確認し、選考いたします。

【その他】

・複数キャラクターのご応募も可能です。役によって台詞数にとても差がありますのでご確認ください。
・いただいた音源、又はサンプルボイスを確認させていただき、声質・演技・相手役とのバランスによってはご希望以外のキャラクターをお願いする場合がございます。その際は必ずご連絡の上、ご説明させていただきます。
・薄謝ですが有償です。
お気持ちばかりとはなってしまいますが、台詞数に考慮してお支払いをいたします。(お支払い方法は振込・PayPayなどを検討中、他支払い方法をご希望の場合はご相談)

男子生徒(春)…1,500円
お子ちゃま・オッサン(夏)、女・男(秋)、俺(冬)…1,000円
女子生徒(春)、私(冬)…500円

選考台詞・キャラクターについて

【補足】

・男性が女性の役、女性が男性の役でのご応募も可能です。(声質や演技が役柄に合っていれば問題なしです)
・複数キャラクターのご応募も可能です。
・台詞数が「約」となっているのは、句読点や「…」という余白部分、ため息や笑い声なども総合的にカウントしており、漢字は1漢字で1文字と計算しています。(例:「創作」→2文字)
又、担当いただく役者様によっては台詞(言い回しなど)を変更する場合がございます。その為、ここに提示している文字数はあくまで目安となっており、実際には前後する場合がございます。ご了承ください。
・音源をお送りいただく際、必ずひとつのデータにしてお送りください。
データタイトルは「季節_役名_お名前」でお願いいたします。
例)春の男子生徒に応募する場合→「春_男子生徒_野﨑香奈江」
・ご連絡いただき3日以内に返信がない場合は、大変お手数ですが再度ご連絡ください。

● 「春、三月」より ●

【登場人物】
・男子生徒…16歳。平均男子。男子受けも女子受けも悪くない。うまく立ち回りが出来て容量がいい。(台詞数:約1200文字)
・女子生徒…16歳。休み時間になると大きなヘッドホンをして読書をしている。クラスの中で浮いている。(台詞数:約260文字)

【シーン】
クラスに一人はいそうな「浮いている子」。その子は休み時間になると、外界をシャットアウトするかのように大きなヘッドホンをして本を読んでいる。
どうしてか、その子のことが気になって…。

【選考台詞】
・男子生徒①(モノローグ)
「このクラスには変わった女子がいる。
休み時間はヘッドホンをしながら本を読んでいる。だから、誰も話しかけない。
いつだか、クラスのチャラ男が興味本位で声をかけた。でも、シカトされた。
その様子を見て皆が笑ったし、チャラ男は顔を真っ赤にしていたけど、「変わった子なんだな」で終わった。
ま、この歳でイジメなんかクソダサいことをする人はいなかったし、からかったり仲間はずれにする人もいなかったけど。
関心がなくなるのも早かった。
まるで、あの子の存在さえも、この世のどこにもいない。そんな教室(ルビ:空間)。
でも、あの子は確かにここにいたんだ。」

・女子生徒①
(男子生徒に質問されて)
「あぁ…。ちゃんと聞かれたから。『なんでヘッドホンしてるの?』って。」

・男子生徒②×女子生徒②(会話) ※希望する役の台詞のみ録音してください。
男子生徒「ねぇ、なんでヘッドホンしてるの?」
女子生徒「………。」
男子生徒「ねぇねぇ。」
女子生徒「教えない。」
男子生徒「なんで?」
女子生徒「関係ないから。」
男子生徒「どうして?」
女子生徒「休み時間に私がどう過ごそうが、あなたには関係ない。」
男子生徒「関係ある。」
女子生徒「は?」
男子生徒「知りたいから。」
女子生徒「………。」
男子生徒「知りたいから、関係ある。」

● 「夏、七月」より ●

【登場人物】
・お子ちゃま…大学四年生、女。どこか毎日がめんどくさいと思って生きている。就活は終わっていて、春から広告代理店入社予定。ゆくゆくは独立したい。(台詞数:約570文字)
・オッサン…三十代後半(じき四十路)、男。商社の営業マン。話術は巧みだが、そのせいか本心が見えないところが胡散臭い。付き合いで手を出した煙草と酒が気付いたら辞められなくなっていた。(文字数:約650文字)

【シーン】
深夜にベランダへ出ると、いつもいるアイツ。いつの頃からか始まったベランダでのお喋り。年齢も性別も全く違うのに、その他愛のない会話は気付いたら唯一「呼吸」ができる数分間になっていた。

選考台詞】
・お子ちゃま①(モノローグ)
「カチ…カチ…。秒針の流れる音がする。暗闇の中、ベッドの中で目を覚ました。私はこの時間のこの音を知っている。いつもの時間。深夜1時12分。なぜかこの時間になると、一度目を覚ます。それが日課だった。
(はぁー…だる………)
身体を起こして小さなベランダの窓を開ける。その隙間から入ってくる、ニガイ味のする煙。」

・お子ちゃま②(モノローグ)
「全部がニガイ。」

・オッサン①(モノローグ)
「そろそろ起きる頃かなと思ってベランダに移動する。深夜一時。おーおー。星空が綺麗だわ。夜空を見上げながら灰皿を置いて、煙草に火をつけた。小さな灯りは星空に負けないくらい温かい。すぐ消えちまうけどな。そんな柄にもないことを考えながらふかす。その内に何も考えなくなる。気付いたら灰皿には一本、二本…と増えて、手元には五本目が灯っていた。その時…。向かいのベランダの戸が開いた。」

・オッサン②(モノローグ)
「全部が苦い。」

・お子ちゃま③×オッサン③(会話) ※希望する役の台詞のみ録音してください。
お子ちゃま「オッサンは明日仕事じゃないの?」
オッサン「仕事だよ。」
お子ちゃま「寝ないの?」
オッサン「お前こそ寝ないの? 学校は?」
お子ちゃま「んー、明日は2限からだから。それに今まで寝てたし、またすぐ寝るし。」
オッサン「よく寝れるな。」
お子ちゃま「24時間寝れる自信がある。」
オッサン「なんだよ、その自信。」
お子ちゃま「まだまだ若いですからねー、オッサンと違って。」
オッサン「へーへー。」

● 「秋、九月」より ●

【登場人物】
・女…四月に社会人になったばかり。男とは子どもの頃からの幼馴染。いつまで経っても素直になれない。(文字数:約510文字)
・男…女より先に社会人になった。子どもの頃から女を見守っていた。なんだかんだ言って優しい。(文字数:約720文字)

【シーン】
お隣の家の、幼馴染。子どもの頃から一緒だったのに高校卒業と同時に就職と進学でバラバラになる。
素直になれない両片想い。

【選考台詞】
・女①(モノローグ)
「ご近所さんから必然と幼なじみになって。幼稚園、小学校、中学校、高校…ここまで一緒に過ごしてきた。
くされ縁なんて、寂しいこと言わないで。
私は最高の幼なじみになりたい。」

・女②(モノローグ)
「いつの頃からか始まったベランダ飲み。」

・女③(モノローグ)
「ケラケラ笑うのは変わらない」

・男①(モノローグ)
「高校を卒業してからは別々で。俺はアイツより先に大人になった。なんだろうな? まだ〝 学生 ″でいるアイツがキラキラしているように見えて。いつか俺の手から離れていくんじゃないかって、気が気じゃなかった。」

・男②(モノローグ)
「いつの頃からか始まったベランダ飲み。」

・男③(モノローグ)
「ふてくされる顔、変わらないな」

・女④×男④(会話) ※希望する役の台詞のみ録音してください。
女「もう知らない!」
男「はぁ?! それはこっちの台詞だし!」
女「はぁ?! ふっざけんな!(思い切り蹴る)」
男「イ……ッッッ!(悶えながら)おっ前こそ、ふざけんな…!」
女「知らない!」
男「はぁぁぁぁあ?!」

● 「冬、一二月」より ●

【登場人物】
・俺…”私”のことが好き。でも、”私”が「アイツ」のことを好きなのも知っている。”私”の両親とも仲がいい。料理が得意。「ケイちゃん」と呼ばれている。(文字数:約690文字)
・私…”俺”が私のことを好きなことを知っている。けど、「アイツ」のことが好き。闘病中。もう自分の命が長くないことを感じている。(文字数:約150文字)

【シーン】
世間ではまだ「子ども」と呼ばれる年齢。でも子どもじゃない、なのに大人でもない。
仲間といるのが好きだった。学校に行って馬鹿騒ぎして、誰かの家に集まって、朝まで語り明かした。
ずっと続くと思っていたのに、一番大切にしていた女の子が病に倒れた。
※最後に亡くなる描写があります。

【選考台詞】
・俺①(モノローグ)

「『なんで、オレたちが…』て思うことは、よくあることで。
悲しい時、辛い時。
なんで。なんで。よく呟いた。
『なんでキミだったの』『なんでオレじゃないの』『なんでアイツなの』……『オレを選んでよ』。
いつも喉の奥からこぼれ落ちる本音(おもい)。
今日も吐き出せず、ひたすら飲み込んだ。」

・私①
「(”俺”に微笑みながら気丈に振る舞う)私、明日、退院するんだ。」

・私②
「ありがとう」

・俺②×私③(会話) ※希望する役の台詞のみ録音してください。
俺「こんにちはー。」
私「ちはー。」
俺「どう? 元気?」
私「んー…まぁまぁ?」
俺「(ため息)また飯、食ってないじゃん。」
私「……ケイちゃんが作ったフレンチトーストが食べたい、な。」
俺「退院したら、山ほど食わせてやんよ。嫌だって言っても、食わせる。」
私「うわぁ、最悪。」
俺「優しくしてほしかったら、ちゃんと飯は食って。」
私「……。」
俺「病気に勝てないよ?少しでも体力つけないとな。」

さいごに

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
活動を初めてまだ2年と日が浅いユニットです。そして、初めてこのような形でキャスト様を募集することとなりました。
不手際があるかもしれませんし、当ユニットの3周年の記念作品…という名目はありますが、作品を通してここでしか出逢えないご縁をいただけますと幸いです。
ご不明点があれば、お気軽にご連絡ください。

宜しくお願いいたします!!

創作ユニットTAGU-【たぐ・う】
野﨑 香奈江

創作ユニットTAGU-【たぐ・う】
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