日記のススメ
私は実は毎日日記をつけている。
もう10年くらいになるはず。
とは言え最近は1週間くらい経ってまとめて思い出しながら書くという感じが多いが。。。
ずーっと糸井重里氏のほぼ日刊イトイ新聞が作る【ほぼ日手帳】に日記を書き込んでいた。
もちろんホントは日々のスケジュールを書き込むものだ。
今ならこの手帳がとても役に立つだろうと思うけど、今はiPhoneですべてまかなえている。
当時の私にスケジュールなどほとんどなかった。
ある時から日記をwebに移した。
スマホで書き込むものだ。
それがいつなのかなど憶えてはいなかった。ずいぶん前のことだ。
webの日記はとても便利ですよ。
当然セキュリティは紙ベースより高いし、お手軽!
何より便利なのは🔍で検索ができる。
「トムウェイツ」って検索したら過去にそのことで書いた日記が出てくる。
今や普通の機能ですが、紙ベースなら探すのに一苦労。
逆に言うと、検索しやすいように書き込んでおくとより便利になるね。
最近ひょんなことからほぼ日手帳への日記書き込みは2019年5月22日だとわかった。
たぎり屋が今スタイルになった時、アイバニーズの安いセミアコを購入した。
それを調べたかったのだ。
いつものように🔍で日記検索。
出て来ない。
なんとなく年月は憶えていたので今度はそちらで検索(※カレンダー検索もできる)
するとweb日記一発目が2019年5月23日だった。
なるほど、アイバニーズ購入してすぐに日記をwebに移したのか。
(※あとで調べてわかったがアイバニーズ購入は2019年5月8日だった。ちなみに今スタイルになって最初のライブがこちら。)
これがアイバニーズ
次の日、家に置いてある過去のほぼ日手帳を探した。ただ2019年が見つからない(それ以降ほぼ日手帳は購入していないので2019年の日記が途中で止まっているはず)。
どうやら2013年の元旦から日記をつけ始めたようだ。
なるほど、この頃はあのひとと付き合っていたのか、などw
なんで2019年がないのだろうな、ひょっとして2018年にすでにドロップアウトしてたのかな?と2018年ほぼ日手帳の大晦日を見てみたらちゃんと書き記してあった。
つまり2019年も存在するはずだ。
結果的に、棚の向こう側に落ちていたのが見つかり、予想通り2019年5月22日で日記は止まっていたのだけど。。。
今回言いたいのは2018年大晦日の日記についてだ。
先ほども言ったようにこの次の年、2019年と言うのはたぎり屋今スタイルの初年度。
先ほどのYouTubeでもわかるように2019年7月10日がデビューとなった。
それまでもたぎり屋として別スタイルで活動はしていたが全く注目されなかった。
このデビュー戦でいきなり手応えを覚えるわけです。
つまり2019年から『好転』したのです。
それまで私は長い長い長い冬でした。
それはそれは長い冬でした。
どうやったら抜け出せるのか、必死でもがいていました。
ある時はほんとに生きているのがイヤになり、
「○んでしまえ!○んでしまえ!」と自分のことを日記上で罵り、筆圧で手帳を破いた時もありました(とても見せられないけど、まだ所有してます)。
2018年大晦日、来年に想いを託した私は最後にこう書いていました。
「楽しんでそれを。」
「楽しむ」って苦手だったんですよ。
「楽しい音楽なんて好きじゃない」と言って来ました。
たぎり屋を始めたのが30代後半。
40で辞めようと思っていました。
ただ、もしその時にチャンスを少しでも掴んでいたらそのまま継続しよう、とたぶんそれも日記のどこかに書いていると思います。
今私はそこに居ます。
43ですから40代も4年目を過ごしているわけですが、ここで辞めるわけないですw
もうひとつ決めたことが。
「どうせ最後の音楽活動なら、思いっきり自分が『楽しい』と思えることを」と。
それがこの2018年大晦日の言葉なんだと思います。
そんな私ですから若いひとたちがSNS上で嘆いてるのを見ると痛いほど気持ちがわかります。
私も苦しみました。
生きていくのがイヤになるくらい苦しんできました。
アドバイスできるほど私はたいした人間ではないですが、ひとつだけ年長者の私が思うこと。
『楽しい』
これ大切です。
私を救ったのはこんな簡素などこにでも転がっている一言です。
苦手だったはずの言葉が私の一番大切なものになりました。
たぎり屋音楽にも完全にトップに君臨する表現です。
「楽しいに勝るものはなし」
「一番楽しめ」
など、今は歌詞にもめちゃくちゃ登場します。
みんなに歌ってもらう「ハッピーや」の【イタリやん】も2019年に生まれた曲。
昔の僕ならぜったい言わない言葉ですよw
『楽しい』を主体にしたたぎり屋音楽には少しずつひとが集まるようになってくれました。
いつも言いますがステージから見るみんなの顔はそれはそれは!
こんなにハッピーなのか!と。
羨ましくも思います。
たぎり屋のライブに来てくれるひとは「楽しい」を知っているひと達だから。
私は長くそれに気づけなかったから。
なのでたぎり屋歌詞に意味は要らんのです。
「楽しい!はい終わりっ」で行きたい。
「楽しい」が胸に灯っていればぜったい大丈夫。
何があっても大丈夫。
そんでまた足りなくなったらたぎり屋ライブに来てほしい。
これから先もたぎり屋が掲げているメッセージはひとつ。
「楽しい」だけ。
なるほど。
たぎり屋ってメッセージソングをやっていたのかw
違うかwww
日記とブログ、そんでSNS。
自分のこと記録しておくの、オススメですよ😊
楽しんでそれを。