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柳楽優弥マニア。

私は柳楽優弥マニアである。
普段、映画やドラマを選ぶ際、役者よりは監督や原作(もちろん内容も)で決めることが圧倒的に多いが、数少ないキャストで選択するひとりです。
初めて観たのは、かの名作
【誰も知らない】(是枝裕和監督)

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是枝監督の映画はよく観に行くけど、この作品が出逢いでした。
是枝監督お得意の「実話を元にした」作品。
この映画で天才子役として世に頭角を現したのが柳楽優弥氏だった。
私は普段から静かな映画が好きなのだけど、この映画もあるいはその部類。
心情風景は変わり続けるのに、台詞は少ない。
これ、一番難しい演技だと思うのです。
爆発しそうなモノをグッと腹で堪える様。
一瞬演技だということを忘れて観ている側は没頭させられます。
ラスト、泥だらけで電車に乗るシーン。
様々な想いが心を揺らす。一言も喋らないのにそれをこちらに想像させる演技。タテタカコ氏の名曲【宝石】をバックに。
いやはやこの曲に【宝石】と題したタテタカコ氏のセンスにも感服させられますな。
まさに【宝石】。

たぶん次に観たのが
【シュガー&スパイス〜風味絶佳〜】

よくある学生の恋愛モノだけど、恋に苦しみ自転車転げ落ちて金網掴んで叫ぶシーン。
いやはや。
恋愛経験者ならあの気持ちわかるよね〜。
これは確か大泉洋さん観たさでレンタル(懐かしいっ)してきたと思うのだけど、柳楽優弥氏にやられました。
観たのはかなり昔なのでなんとなくしか憶えてないのだけど、ここでも静かな男の役だったような。
その男が取り乱すからこそリアリティがある。
苦しいよな、恋ってwww

【浅草キッド】

こちらはNetflix映画ですよね。
私がNetflixに加入したのは【聖域〜サンクチュアリ〜】と【浅草キッド】が観たかったから。
言わずと知れたビートたけし役。
ぜんぜん違う顔なのにあそこまで寄せられるもんかね、と感心させられた。
ひとにも勧めまくるけど、みんな俺ほどハマらんみたいで😅
もう4回くらい観たけどなw

この辺りから自分自身が柳楽優弥マニアなのだと認識し始め、柳楽優弥の名で検索するようになっていくのですが、、、

【ディストラクション•ベイビーズ】

これは最悪な作品です😅
いや、ストーリーがね。
絶対オススメもせんし、多く語ることもないと思うのだけど。
なんだろうね。記憶にめちゃくちゃハッキリと残ってる。
面白い、とはまた別の感覚なのだろうけど、やっぱ衝撃的だったし。
わりと柳楽優弥を思い浮かべた時にこの作品での演技がよぎる。
そして近年の氏の作品では、このタイプの演技が多いようにも思うのです。
役者さんて、こういう役やりたがるモノなのかなぁ?

【ガンニバル】

ディズニープラスのドラマ作品ですね。
ディストラクション•ベイビーズを観たのはこのドラマが良すぎたからだと記憶している。
当然ビートルズの【Get Back】が観たくてディズニーに加入したわけですが、当時このドラマのCMがやたらSNS等で流れてきたのです。
ディズニープラスはほとんどGet Backしか観てなかったし、まだもうちょい観たかったから解約せずに毎月お金払ってたもんだからここぞとばかりに食いついたわけです。
柳楽優弥やし、というのももちろんあった。
これがめちゃくちゃ面白かった!
ここでもちょっと常軌を逸する警官の役で、カッコいい。かなり暴力的。そんな台詞がまた似合うのよ、このひとにはw

最近わりとドラマを観るようになってるけど、【サンクチュアリ】と【ガンニバル】は圧倒的二枚看板。私の中で。
両作とも必ずシーズン2をやって欲しい。いや、今すぐにでもやって欲しい作品。
どちらも3周くらい観てるw
(※現在ディズニープラスは解約中。ガンニバルシーズン2が始まったらまた加入する予定。その時またGet Back観れるのが楽しみっ)

【ゆとりですがなにか】

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これもなぜかやたらリール動画とかでワンシーンが流れてきて、暴力的柳楽優弥がカッコよくて観たかったのだけど、その当時は有料コンテンツで観れず。今やっとプライムビデオで無料になったので一気見。
これ宮藤官九郎作品なんよねー、観るまで知らんかった。
【狐狼の血】シリーズですっかり好きになった松坂桃李氏も出演していて、なんつっても安藤さくら氏!
キャストが濃い濃い!
この中での柳楽優弥氏もカッコいいんだよなー
「おっぱいいかがっすかーっ!」つってwww
岡田将生氏の演技ってこの作品で初めて観たけど、こんな演技するひとなんだねー。
めちゃくちゃ良かった。
ただ、ただw
ぜーんぶ安藤さくら氏が食って行った感じwww
元からそういう本だったのかな?
たぶん観たひとのほとんどが「あれ?安藤さくら主演やん」て思ったはずw
すごいよねー
まあ、柳楽優弥マニアになるより先に、私は安藤さくらマニアだったわけで、こりゃ仕方ないよねw
あ、そうそう。
ほぼ余談ですが、この作品で自殺したサラリーマンのお母さん役であるとてもきれいな女優さんが出てて。
ん?どこかで観たことあるなー。
大好きなあの映画作品のマドンナって気がするのだけど。。。
まさかなぁ。年代的に全く合わんし。。。
と調べてみた。
真野響子さん。
やっぱりそのひとだった。
【男はつらいよ 寅次郎と殿様】
俺、寅さんシリーズでは5本の指に入るくらい大好きな作品で。マドンナもキレイなひとだなぁって思ってたわけです。
けどそれ何年前の作品よ!って調べたら真野響子さん、現在72歳!!!!
バケモノですか!?
ゆとりは2017年の作品なので7年前?
それでも65歳。
やっぱバケモンでしょ。
よだんですがなにか

【ライオンの隠れ家】

まあこれ書こうと思ったきっかけがこのドラマなんですけど。
現在放送中のドラマですね。
俺の柳楽優弥マニアはすでにAIにバレているようでやたらオススメに上がってきたわけですが。
めちゃくちゃ面白い!
もしこのコンテンツを私的にシリーズ化するなら近い未来に登場するであろう俳優、尾野真知子氏も出演している。
はい私、尾野真知子マニアでもあるのです。
ミステリー要素あり、ヒューマンモノでもある。
自閉症の弟役のひともいいんだよなぁ。
すでにちょっと泣かされたよw
で、特筆すべきは柳楽優弥氏。
ここでは久しぶりに物静かな男性の役で出てる。
なんとなく雰囲気的にはガンニバルを思わせる作品ながら、柳楽優弥氏の役どころは【誰も知らない】ぽい。
色々想いを巡らせながら、爆発しそうな自分を歯を食いしばって耐えている演技。
最近ではちょっと珍しいように思うんですよねー。
いや、私なんてぜんぜん少ししか観られてませんが。

あーなるほど。
あーなるほど。
わりとここまで饒舌ならぬ饒筆に書いてきましたけどあーなるほど。
オチがないw

ということで。
これからも柳楽優弥氏をよろしく!
(誰やねんw)

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