USSR都市紋章ピンズ(盾型)1
昨年よりUSSR(ソ連)の都市の紋章ピンズを収集し始めた。
きっかけは共産趣味を語るbar(秘密結社ではない!)で見せてもらった東欧産ピンズがすごいかわいく見えたことで…まぁそれは置いておいて。
都市紋章ピンズには丸形や長方形型などいくつか種類があるが、その中でも私は盾形の都市紋章ピンズをメインに現在収集中である。
ピンズはアメちゃんとフランちゃんが強くて。まぁたいていここいら産なもんで、雑貨屋、骨董屋、アメトイ屋なんかで置いているヴィンテージピンズは殆ど。んでイベント記念と企業関係のピンズが多い。
何が言いたいかっていうと、東欧産のピンズを小売店で買って収集するのは結構難しいということ。フリマサイトや海外の販売サイトを使えば容易かもしれないが私はネットで商品購入を全くしない人間なもんで。
まぁそれでも私がコンスタントに収集できているのはお近くに(近くはない)国立民俗博物館というありがた~い施設がありまして、そこのストアにソ連ピンズが売っているのだ。気になる方はぜひ足を運んでみてくだちい。
(盾形都市紋章ピンズは買うな!わしが買う!)
今回書きたいのはこんなことじゃなくて。
ソ連盾形都市紋章ピンズが4,50個ほど集まったものを見ていると、デザインに似たような特徴を持つピンズのまとまりがいくつかあることに気が付いた。ちょこっと調べてわかったことがあるので備忘録兼情報共有用としてここに書き綴る。
この3つのピンズ。
右からメレンキ、ヴァズニキ、スドグダ。
いずれも上半分が赤地に金のライオンといったデザインである。
これら3都市を調べてみたところ、ヴラジーミル州の行政区画に相当することがわかった。
そしてこれがヴラジーミル州とヴラジーミル(市)のページ。
州紋章と市章にはライオンが描かれている。
ちなみにヴラジーミル(たぶん市)のピンズもあって。
何故に金色かは今はまだわかっていない。
さらに、、、
メレンキの金バージョンもある。金色の謎、レアものですかな。
といった感じで、たぶん、上半分が赤地に金のライオンならばヴラジーミル州の行政区画に含まれる町のピンズと判断できそうだ。
次に。
この2種のピンズ、左からクレストツィ、キリロフの都市紋章ピンズ。
この子たち、上半分が祭壇っぽい?物の両脇にクマさんが配置されたデザインである。白地かグレー地かの違いはあるもののデザインが似ているので、前述のヴラジーミルチームのように同じ行政区画内の異なる都市なのかと調べてみたところ…
クレストツィ←ノヴゴロド州
キリロフ←ヴォログダ州
もう全く分からない。行政区画が異なっている。デザインが非常に似ているのに。
(これらに関してはサンプル数をもう少し増やしてから比較しないとわからない希ガス)
興味深い情報。都市紋章の下半分が異なる行政区画の都市同士で同じデザインをとることがあり。
おそらく下半分のデザインにも決められた意味のようなものがありそうだといった今後の展望につながる情報を得ることができた。
とりあえず今回はヴラジーミル州に属する都市のピンズなら目視同定できそうだとわかったことだけでも成長できたと思う。
サンプル数を増やして次回(いつになるかは未定だが)も都市ピンズの検証noteを書きたいと思う。
ではこのくらいで、またいつか。