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ガッツリ2日間のオンライン対話〜学生地域リーダー塾in射水(学生 / 市職員 / 大学教職員の皆さんとともに)

「なんと89名!学生も職員も年配の方も混在で」
 そんな驚きが実施の直前に運営メンバーで共有されました。
2021年9月19日20日の2日間、オンライン対話の場を伴走。
「学生地域リーダー塾in 射水」
富山県の大学と高専の学生、教職員、射水市職員、射水の地域で活動されている方々、総勢89名(常時60名弱)の皆さんとご一緒したなんとも濃密な時間でした。SDGsを絡めて、射水の魅力や課題を共有し対話を通じて主体的なリーダーシップを育む場。
プロセスの設計から本番の実施に至るまで何度も打ち合わせを重ねて、丁寧に進めてきただけに、チェックアウト時の皆さんの熱量のこもった感想をみると、感慨深いものがあります。

2日間の流れは以下の通り
【1日目】
 午前
 ・オープニング
 ・インプット(市の魅力、SDGs、射水地域の活動ご紹介)
 ・グループトーク
 午後
 ・フィールドワーク(リモートで現地の方と中継)
 ・振り返り
 最後の全体シェアで勇気を持って発表した学生の安堵の表情がとても印象的でした。そしてその表情が何よりも嬉しい瞬間でした。

【2日目】
 午前
 ・リフレクション
 ・OST(オープンスペーステクノロジー)
 午後
 ・テーマごとにやりたいことを具体化(プレゼン作成と発表)
 ・クロージング
 OSTでの熱量がありました。
 話したかった学生の皆さんのテーマが続々と出て来たことに感動。グループ内では学生以外にも老若男女が混在する中で、参加者主導で想いのこもったトークも出て来ました。また、勇気を出して声を出す人の姿にも心動くものがありました。
 プレゼンの作成は「作成という協働作業と対話を通じて、熱量の共有や、やってみよう!射水に行ってみよう!、こんな活動をしてみたい!日常を変えたい!が生まれること」を意図していた。しかし、プレゼンの作成の所要時間が短く、またプレゼン作成に主眼を置きがちになってしまうことを踏まえた導入が必要であったことを反省。

スラスラとオンラインツールのMiroや、ズームでの移動、オンラインでの対話をこなしていく学生に驚きの声もありました。

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Miroで付箋を使いつつ、5グループそれぞれ、グラフィックファシリテーションとともに対話を進めた。

「私たちが心配しすぎているけれど、彼らは自分たちでできる力があるのかもしれない」といった年配の方のお話。
「若い世代の中でオンラインや対話に対してリテラシーがあっても、年配の方の固定観念でコントロールが起きたり、押さえつけられてしまうことがある」といった学生の声。
私たちは、あれやこれやと、自分の価値観の中で心配をしすぎなのかもしれない^^;
「初めての場だけれど安心して話せた。」とった声もあったから。

多くの起きていない事柄について、想像を膨らませて、ついついリスクを考えてしまうことがある。
それがあたかも起きている事実かのように。
けれど、自分が想像している解釈は、あくまで自分の頭の中に起きていること。現実には起こっていないのに、それを防ごうとして、あれやこれやと働きかけてしまう。これって様々な場面で起きているような気がします。

現実を見ると、2日間のオンラインという対話を走り切った学生の皆さんがいて、それは学生だけでなく、フラットな目線で参加者として対話をご一緒してきた様々な方がいる。
誰もが射水の魅力や課題という題材を通じて、一人ひとりの感じるものを共有して、新たな視点や、見えていなかった視点を探求する時間でした。
とっても豊かな場でした。
老若男女、素敵な方々が集まっている場でした。

「全ては正しい、ただし全体からすると一部だけ」
様々な背景を持つ人、それぞれに見えているものは全て正しい。
だからこそ、お互いの視点を重ね合わせれば、見えていなかったことが見えてくる。それを射水という素晴らしい地域を題材に実践することができる、素敵な時間でした^^

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