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【たがやすメンバーコラムvol.4】 豊かな子育てができる町

こんにちは。たがやす理事の田原麻里子です。
毎月投稿しているたがやすメンバーによるnote記事4回目の今回は田原が担当いたします。
どうぞよろしくお願いします。

今回は錦江町の魅力、たがやすとの出会い、そして私の想いなどをお伝えできたらと思います。

夜空に輝く満天の星空

たがやすのある錦江町に旅行で初めて訪れた2009年。夜になると星空を長い時間眺めていました。これほど綺麗な星空が見える場所は生まれて初めてでした。

いつ見ても飽きない、満点の星空。

海岸沿いから見える開聞岳の景色や綺麗な海、星空を見ては興奮と感動を家族に伝えるのですが、地元に住む人たちにとっては当たり前すぎてその感動は伝わらず、この素晴らしい環境で生活できる事が羨ましいと思い、もっとこの感動を誰かと共有したいなぁとも思いました。
5年後、錦江町に住むことになるとは想像もしていませんでした。

転職がきっかけでの出会い

私が錦江町に移住したのはちょうど10年前の2014年。子供達が4歳と2歳の頃だったので、自然豊かな場所でのびのび子育てができる!と持ち前のポジティブ思考で福岡から意気揚々とやってきた我が家。都会と田舎の違いを楽しみながら、鹿児島暮らしを満喫、仕事と家事・育児に奮闘していた時、家族からある情報が入ってきました。

「神川のサテライトオフィスに東京の企業が入るんだって!求人が出るみたいよ!」 家族に勧められるまま応募し、幸いなことにそこで働くことになります。
同じ時期に地域おこし協力隊として鹿児島にやってきた馬場(山田)さん、山中くん、との出会いはこの時でした。

ここに就職していなかったら、たがやすメンバーに出会っていなかったかも。

たがやすの心地よさ

だがやすのメンバーは職種、住む場所、年代が異なるメンバーで成り立っています。
子供の受験、転校、ライフステージが変わるたびに生活スタイルも変わっていく中で、たがやすの事業に関われない事に申し訳なさを感じていた中で救われたのは、「関わり方はメンバーそれぞれ」というたがやすメンバーの価値観です。

話し合いの時に思う事ですが、誰の意見も反対や批判をするという事はなく、個人の考えとして尊重してくれるところが本当に素敵な人たちの集まりだなと常々感じています。
できる人ができる時に、得意な人が得意な事を。私がこの場所でできる事はなんだろう、、、と考え数年が経ちますが、できる事をできるタイミングでやっていこうと思っています。


子育てするお母さんに知って欲しい事

現在私は家庭での「性教育の大切さ」を子育て中のお母さんお父さんにお伝えしています。なぜこの活動をしているかというと、まさに子育て中に私自身「性教育」の知識が無く、どのように向き合ったら良いのか困ったことがきっかけでした。

命や愛を伝える性教育の絵本がたくさんあります

性教育と聞くとドキッとする人もいるかもしれませんが、性教育は生きる上で必要な「人権教育」だと思っています。性教育をもっと気軽に話せる場を作りたい!という思いから、「町の保健室」として活動する地域おこし協力隊の方と何度かイベントを開催しました。その時参加されたお母さんからイベントの夜に長文のメッセージをいただきました。とても嬉しい感想でこれからもたくさんのお母さんに伝えて、みんなで話せる場所を作っていきたいなと思わせてくれるものでした。

そんな時、NPO法人を作ろうとしているメンバーからお声がけいただき、図書館事業にすごく興味を持ち参画しました。子育てや性教育に関する本を置ける場所、そして交流できる場所を作りたいと思っていたからです。


14年間の子育てで感じたこと。

転勤族だった私はこれまで孤独な子育てをしていました。
母親になって全てが初めての子育てに困惑するお母さんは少なくありません。そして、誰にも頼れない状況での子育ても珍しくはありません。
錦江町に来て ”地域で子育て” というこの状況がいかにありがたいかということを感じました。

私がこれから子供に伝えたいこと、そして私自身が大切にしたいことは「人とのつながり」です。
学校の同級生・会社の同僚・習い事の友達、共通点を持った仲間との時間ももちろん大切ですが、世代を超えた多種多様な人たちとの関わりが子供達の可能性を大きく広げるのではないかなと感じています。
私の中で、たがやすは錦江町のダイバーシティ。そんな人たちが集まる図書館でもっとたくさんの人が出会い、子供も大人も成長できる場所になるといいなと思っています。

ぜひ一度遊びに来てください

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