黄金と芸術と武道の金沢
に行ってきました。
ナレーションの仕事で呼んでいただき、初の金沢へ。ちなみに北陸に来るのも初めて。嬉しい。呼んでくださり、本当にありがとうございます!!
帰りにがっつり観光してきました。
交通について
駅前の観光案内所でパンフレットをもらってきて、バス1日乗車券を手に金沢周辺をほぼ2周。
金沢市はバス網がみっちり張られているので、ほとんどバスと(少しの)徒歩だけで回れます。
*金沢周遊バスは右回りルート(RLオレンジ色の看板)と左回りルート(LL緑色の看板)があります。しかし、現在(2024年10月時点)左回りルートは土日のみ運行なので注意が必要です。平日は右にしか回らないよ!
でも、他のバスで十分カバーされているので大丈夫。
金沢城と兼六園
二つは隣同士なので歩いて2分くらいで移動できます。
さらに、城の中に庭園が。
隣の兼六園も、めちゃ広い。
兼六園の中にある成巽閣は別料金ですが、前田家の豊かさをこれでもかと味わえるのでおすすめです。1日乗車券を持ってたのでちょっと割引きしてもらえた。
成巽閣の屋敷内もそうですけど、庭の華やかさが凄まじいです。資金力!!
一方、それに仕える武家の屋敷は
金沢城から西側のエリアは武家屋敷跡が広がっています。
なかでも野村家の屋敷跡は外国人観光客からも人気(らしい)ということで見てきました。
武家屋敷の跡とは思えないほど保存状態がよく、先週くらいまで住んでたんじゃないかと思えるほど生活感があります。
お城ほど大きくはないけど、素敵なお庭もあります。
武家屋敷らしい仕掛けも発見。
この通路、手前と奥にそれぞれ部屋が分かれているのですが、この短い廊下で繋がっています。しかし…
襖をそれぞれドアのように閉めると、人を隠せるという忍者屋敷みたいな仕掛けが!
武者を忍ばせておかなければならないようなことが、あったということですね。やっぱり武家屋敷。こちらもボーッと見学していてはいけない。
21世紀美術館は体験型美術館
江戸にタイムスリップした後は現代、むしろ現代からちょい先くらいまでワープ。
からの…
わー!水の中に入っちゃった!
…ってできるレアンドロ・エルリッヒ氏制作の作品『スイミング・プール』で有名な金沢21世紀美術館へ。
水面の感じがリアルで、普通に呼吸して立っていることが不思議に感じるくらいです。
プールサイドからこの作品を見ることもできます。
現代美術館に来るのは初めてでしたが、すごく面白かったです。
自分の固定観念を物理で破壊してくる感じ。
見ているだけでなく自分も作品にされている感じ。
まさに参加型アートでした。
結論。1日では回りきれぬ
それほど見るところ多い。それにご飯も美味しいので、バス1日乗車券の力を持ってしても回りきれませんでした。
上のレポの他にも泉鏡花記念館で坂東玉三郎さんのインタビューを見たり
安江金箔工芸館で金箔の製造過程を学んだり
尾山神社に行ったりしたのですが
それでも多分、行ける場所半分も見てない。
スタジオの皆様オススメの海鮮丼も食べる時間がなかったのがとても悔やまれます。
次は文豪の記念館をもっと巡りたい。
もし金沢旅行お考えの方は、旅のテーマをを絞って計画をしっかり立てて行かれるのがよいかと!
いつも読んでいただきありがとうございます!
互ひとみ