yoshikazutafu

城東日本茶専門店

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最近の記事

茶源郷

あっという間に一年がたち、今年のお茶が始まるシーズンになりました。 宇治茶の約4割はこの和束町という地域で作られております。 ここ最近では、流行りの抹茶の原料(碾茶)を栽培されているところが大幅に増えてきてまいりましたが、そんな流行にも流されず、「煎茶」の栽培にとことんこだわり続けている、希少な生産家も存在します。 「ごこう」や「さみどり」など通常は、玉露や抹茶用の高級品種なども煎茶に製造し、当店は新茶から販売を始めます。 煎茶の要素として「色」、「味」、「香り」のバラン

    • 出品茶落札!

      先日もお伝えしました、第50回大阪優良茶品評会入札会が、大阪府茶業協同組合にて開催されました。 大阪のベテラン茶商達が目を付けた、格の高い出品茶にはもちろん投札が多くなります。落札した出品茶を自社の店舗で販売するには、入札する金額を出来ることなら抑え目にし、売りやすい価格帯になるように落札したい! 何点も入札したのに全く落札出来なかった年もしばしばあったり、その逆もあったりと、なかなか思うようにいきません。 会場内の雰囲気を確かめながら、お茶の出来栄え、審査点数、昨年度

      • 第50回 大阪優良茶品評会 審査会

        日に日に気候の冷たさが増して来ておりますが、             コロナ感染者数の報道には、ようやく落ち着きを見せ始める中、世間が少しずつ元の暮らしに戻ろうと動き出している感じがします。              昨年度の秋には開催が中止となった恒例の大阪府茶業組合で開催される     「大阪優良茶品評会」がなんとか無事開催されました。             全国から毎年約100点ほどの数のサンプルが当組合に寄せられ、各主要茶産地から審査員を招聘し、お茶の形状、滋味

        • 秋の味覚

          秋と言えば「秋刀魚!」が一番頭に思い浮かびますが、毎年価格高騰のため いつの間にか「高級魚」になってしまい、気安く食べられない存在になってしまいましたね。 さて、今年も期間限定販売の緑茶版「オータムナル」はいかがですか?               秋に摘み取った「秋摘み新茶」は摘みたての鮮度を活かした茶葉ですので、あえて 焙煎などによる香ばしさを施しておりません。一口飲むと、茶葉の青みがふわっと感じ、フレッシュ感溢れる摘みたての香りが鼻から抜けていきます。      旬

          荘厳なグリーン

          今年も新茶がスタートしました! コロナ禍の中、2度目の新茶仕入れになります。 特に今年は気温が順調に推移して、霜(しも)が降るような大きな冷え込みも心配ないようです。が、しかし芽伸びが順調すぎて茶葉摘採→製造→荒茶にする工程が間に合わなくなってくる可能性が出てきそうなようです。自然を相手に何事も上手く揃うことは滅多とないのでしょうが、お茶屋にとって年に一度の「ピリィッッ!」とする時期でもあるのです。 現在の新茶は鹿児島県産で、品種は「サエミドリ」、「ユカタミドリ」品種が

          荘厳なグリーン

          「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。」

          栄西禅師が時の将軍源実朝に献上した”喫茶養生記”の序文です 今から800年以上前にこの書は、「お茶」は万病に効く薬である事を示しています。 https://youtu.be/0pVCNGm6O9I 美味しく、手軽に、身体のために。 いつも日本茶を。

          「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。」

          いまお使いの急須は?

          現在、袋布向春園本店では「掛川茶」をイチオシ品として販売中です。 深蒸し茶は、茶葉の蒸し時間が長いため、見た目が細かい茶っぱになっています。湯呑にお茶を注ぐとき、急須から出てくるお茶の色は、濃厚なグリーンの色合い、飲めば、渋みが少なくまろやかな味わいが特長です。 と、いうことは、その深蒸し茶に適した急須の網の様子はどんな感じがベストなのか・・・。 深蒸し茶を美味しく淹れられる急須とはどんなものか? 普段どのような急須をお使いになられておりますでしょうか?? 下記の網のタイ

          いまお使いの急須は?

          静岡の深蒸し茶

          掛川東山茶の深蒸し茶 煎茶には「深蒸し茶」と「浅蒸し茶」とがあり、 静岡県では主流が深蒸し茶です。 製茶する時に茶葉を蒸す工程が長く その強い蒸し工程に耐えられる茶葉でないと 単なる渋みが強いお茶になります。 また、世界農業遺産である茶草場農法が 施されている茶産地であることでも有名な 「掛川東山茶」。 対照的な味わいの二品を お楽しみください。 ●煎茶「芳香」 煎茶をつくる工程のなかのひとつに 最終工程で味香りを整える火入れ加工工程があります。 火入れ師がほうじ茶に

          静岡の深蒸し茶

          ギリシャでもハーブが栽培されているらしい クレタ島のディクタモ、自分的にハーブらしさと少しのクセのある 味がとても身体に良さそうな印象 初めに見つけて 飲んだ人はすごいな

          ギリシャでもハーブが栽培されているらしい クレタ島のディクタモ、自分的にハーブらしさと少しのクセのある 味がとても身体に良さそうな印象 初めに見つけて 飲んだ人はすごいな