「保育園を休む」選択を迷うたび私の自己肯定感は下がる
私には、上の子の職場復帰後わずか3か月で退職を決めた過去があります。
その時は聞こえのいい理由として、
なんて言っていましたが、本心はそこじゃないなと感じていました。
自己分析を通じて過去を振り返り、思考の癖を紐解いた今なら言語化できそうな気がするので書いてみます。
現実逃避からの退職
子どもともっと一緒にいたい気持ちに嘘偽りはないし、今もそう思っています。
転職の軸も変わらず、まずはこども中心に動いていきます。
でもね、退職して自営業に変わってから、ずっと抱えていた不満があるんです。
そう。
私は、楽になりたくて、現実から逃げるために退職したんです。
子どもの存在を言い訳に、実際は現実逃避しただけ。
だから時短正社員から自営業になっても問題は解決せず不満ばかりが募っていたのでした。
何から楽になりたかったのかというと、
そして私自身の問題、
あらゆることが重なって「逃げる」選択をしたのでした。
自営業=楽、ではない
自営業になったことで上記の悩みが解決したかというと、もちろんそんな事はありません。
実際は正社員で働いていた時以上に暗く、辛い毎日でした。
今思えば、自己肯定感を繋ぎとめる手段であった「仕事」を手放してしまったのだから当然ですね。
例えば、こんな被害妄想。
会社で働いた経験しかないので、9‐17時勤務がデフォルトの思考から抜け出せず、勝手に周りからどう思われているか考え過ぎてしんどくなっていました。
もっと気楽にいたらいいのにね。
②に関しては、結局、会社員であろうが自営業であろうが、ともに働く相手がいる以上発生する問題で、雇用形態を変えた所で解決する話ではありませんでした。
そりゃそうだろーよ!ほんと…なんで気づかなかったのか。
人は大きな課題感に苛まれると正常な判断が出来なくなってしまうものです。
問題は「人生の軸」が無いこと
モヤモヤの解決法が退職では無いことがはっきりとわかりました。
ではどうすればいいか。
結局、ここなんです。
軸が無いから何も決まらない。
あらゆる疑問に対して自分なりの答えを出す。
その上で苦手とする行動をカバーする対策を取ることで、やっと根本の問題が解決します。
子どもたちとどんな関係を育みたいのか
どんな体験をさせてあげたいのか
どんな親でありたいのか
どんな教育をよいと感じるのか
達成するためには何をすればいいのか
何を辞めればいいのか
それはいつまでか
冒頭のタイトルにもあげた、
保育園を休んで一緒に過ごした方が良さそうだな
もう一日休んだ方が明日から元気に登園できそうだな
子どもの様子を見て感じていても、仕事だからと休むより登園の選択をしてしまう。
そのたびに私の自己肯定感は下がっていきました。
仕事と育児、今大事にしたいのはどちらなのか、何を優先したいのか決めきることが何よりも大切です。
その上で、私は何を選ぶのか。
他人の目を気にした選択をしないこと、決めたことには責任を持ち付随するタスクは納得感を持って受け入れること。
そうすれば、もう「保育園を休む」か悩むことも無いはずです。
まとめ
う~ん。
まだちょっと上手く言葉にできてないですね。
子どもと私の関係を見つめ直した時、私はこどもの心の機微に常に寄り添える状態でいたいと思ったんです。
甘えたい、しんどい、悲しい、楽しい、綺麗、面白い、凄い
そのためには、比較的自由に働ける環境が必要です。
こうしてきちんと理由を語れること、必要な環境を定義できること。
その上で選択肢が自営業、フリーランスしかないのであれば仕方がありません。
ここの検討が不十分なまま盲目的に突き進んだことが私の最大の過ちです。
自営業でも私が休む選択を取らない限り、会社員と変わらず保育園を休ませるか問題が出てきます。
決断が揺らぐ限り、私は自分の選んだ人生を後悔し続けます。
そんなことに気づいたので、書き留めてみました。
今後は転職も合わせて、現状の課題を少しずつ改善していきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?