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【POSIWILL体験記⑨】「解探し」から「解づくり」の旅へ心の準備を整える

こんにちは。

コーチングも佳境に入り、今後どう歩みを進めていくのか、そろそろ決めなくてはいけません。

なかなか面談の感想をまとめるところまで至らず…いったん今考えていることを吐き出します!




【解無し】の存在を知る

コーチングの門を叩いたのは、さてここから人生後半戦。

私はどこに向かって走っていけばいいのか?の“答え“を得るためでした。

…約1ヶ月

結論、答えはありませんでした。


当たり前、ですよね…

誰もが納得するような明確な【解】なんてものは存在しませんでした。


私の中にある「あぁしたい、こうしたい」を素直に認め、何にでもなれるんだよと背中を押すことで、自らの足で【解】をつくっていく。

なぜそう感じるのか、心の声を正確に聞くための準備として心理学、思考整理の補助としてさまざまなキャリア理論が存在しているに過ぎない。


う~ん…やはりそうだったか。

ここには何かあるんじゃないかと期待しては、な~んだと勝手に失望し虚無感に襲われる。

また、やってしまいました…

あれ?それはもう知ってるよ、そうじゃなくてさ、ほらあれだよあれ!あるんでしょ?秘伝の書!ねぇねぇほら、出してよ早く早く!!!え?無いの?もう!じゃーいい!次行きます!!!
あっ、あそこならあるんじゃない???あの人なら何か知ってるんじゃない?…続


生きづらさの原因は「解探し」

この解探しの旅、当の本人は全く意識せず行っていました。

何か疑問を感じたとき、調べ学びその人の意見を聞きたくなります。

それ自体は勉強熱心、探求心があるねでいいんです。


ただ私はプラスして、心の奥で、人や組織や物事に強く強く強く、期待していたらしいのです。

いったい何を期待していたのか…?

他人は、答えを持っているはず
行動すれば、答えが見つかるはず
どこかに必ず、答えは存在するはず


私の中で答えらしきものが出て、これが本当に正しいのか疑問に感じたときに生じる「誰かの意見を聞きたい」「これが解とは思えない」という感情が非常に厄介でした。


私の答えが、どこかの世界の解だと証明するために一生終わらない旅を続けてしまう。

原動力は、不安。

きっかけは、過去のネガティブ体験です。


コーチングの3回目面談で、ずっと答えを探していますねと指摘されてはじめて、解探しの癖に気づきました。

無意識に期待し、勝手に失望し、不満を常に抱えている状態。

そして、私は再び、コーチングが終わりを向かえるのを前に、失望しようとしています。


立ち止まる勇気、振り返る勇気

不安な人間は、不安ゆえ止まりません。

動いていれば大丈夫。

だってよく言うじゃない、◯◯さんが言ってたし、どこかで読んだ気がするよ。


これまでの私であれば、また、何かにすがり付き答えを探し始めていたと思います。

でももう、解がないことはわかってしまいました。

解は自分でつくっていくしかないことにも気づいています。

さぁ…そろそろ、解探しの旅は、卒業です。


実はこれまで“失望“という名の見切りをつけ、即次のステップに踏み出すことばかり続けてきたせいで、いったん現状を受け入れ立ち止まる、振り返るということをせずにきました。

この時間はなんだったのか、無駄にしたことを実感したくないという感情が先走り見ないようにしていました。

またこれも無意識に行っていたことです。


私の中で生まれた答えに対して不安に感じたとき、まずやるべきは立ち止まること。

1日から2日動かないでいれば、徐々に冷静になってきます。

次に手にした武器を振り返ること。

これでようやく解探しから抜け出すことができそうです。


私の中の悪魔の声

現状維持または転職活動をするのか、6月からの動きを決めていかねばなりません。

いろいろと模索する中でひとつ、これかな~という動きが見えてきました。

ただ今一つしっくりこない。

例のごとく自分の答えに自信が持てず、結局これしかない、仕方がない…という被害者意識がぬぐえずにいました。


もやもやもやもや。
こういう時、私は夢でももやもやと同じ事を考えてしまいます。


私が出した答えらしきものに対して、

「合理的にキャリアを選んではいけないのではないか?」

と、もうひとりの自分が釘を刺します。

「もっと夢があってワクワクするようなキラキラとした希望に向かって歩むキャリアがいいのではないか?」

「自己責任をポジティブに捉え、何にでもなれる私をしっかり体現していくべきではないか?」


“誰か“のキラキラになろうとする私が存在するために、実現できない自分に不満を持ち、この選択肢しかない、仕方なく選んでいる…という被害者意識を感じてしまっています。

あれ?私は誰のために、なんのために生きているのか。

“誰か“って…いや誰よ???


そして今朝やっと、“合理主義でいいじゃないか“と自分を認めた瞬間、導きだす答えに自信を持つことができました。

きっかけはこちらの記事です。


はじめてのバイトも次のバイトもその次も。ずっと、世の中の需要を見て仕事を決めてきました。

これが私で、それでいいんです。


「解づくり」の原動力

「解探し」の旅のエネルギーは、不安と苛立ちでした。

私は私でいいんだよ~と思うと同時に、じゃぁ何をモチベーションにすればいいのか。

また新たな悩みができました。


【私のキャリア=解】をつくるためのアイテムを集めていく。


今はこれぐらいでいいのかなと思っています。


まとめ

コーチング終盤に来た、いつも感じていた不満感。スッキリしないもやもや感。

このもやもやを言語化できたことに、そして「解探し」の旅を止めることができたことに、コーチングを受けた成果が出ていると思います。

一度は受け入れたはずの【解無し】に、再び惑わされるとは…なかなかに自分の思考の癖と向き合い変化させていくことは難しいものです。

第3回以降の面談についても振り返っていきます!

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