少年野球をみて思うこと

小学生の子どもが野球をはじめて半年。

チームにはいろいろな子がいる。特に男の子が多いため幼い。野球をしているときは基本は頑張っているが、学校では様子が違うらしい。

先生から頻繁に電話がかかってくる子が多いことに、衝撃をうけた。私自身、また私のこどもも先生から連絡があるというのは、かなり大ごとだからである。

それだけ、学校ではなじめない、或いは学校がなじませようと強制される環境なのか、どちらにしても子どもにとってはさぞ窮屈だと思う。

子どもにとって1日の大半を過ごす学校なのに楽しくないってすごくもったいない。中学校まで公立に通っていた私は、中学卒業まで毎日毎日つまらなくてつまらなくて、それはもう修行だった記憶。

その後高校は自分自身がここに行きたい!という場所を見つけ、とても充実した高校生活を送れた。おそらく、この場所でこうなりたい、こういうことがしたいという目標設定がなされていたから頑張れたし、充実して楽しかったのだとおもう。

野球にいる子達もそう。野球がうまくなりたい!という目標があるから、大人の言うことを一生懸命聞くし、一生懸命練習するのだ。

ただ、野球は努力が必ずしも報われるわけではない。プロ野球選手になれる人なんて一握りだし、その手前の高校、大学など野球で行ったはいいものの、なんらかの途中で理由で辞めてしまうというのはよく聞く話。

いまは野球がすべてでもいいけれど、たくさんの可能性があって、その子一人ひとり本当に素敵な特別なものをもっていることを是非認識してもらいたい。

せっかく夢中で一生懸命になれるものを見つけられた子どもたち。

この子達の自己肯定感を育て、めげない心が育つよう、私になにかできることはないのか、探していこうと思う今日この頃。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?