妄想家族 『勘違い』
送迎のあと、信号待ちで止まっていた
すると熱い視線を感じるではないか
ついと見上げると、横断歩道に立っているおじさんが、じ~っとこちらを見ていた
おじさんは、顎をしゃくるようにこちらを見ている
それはまるで、目線だけで女を誘うような、そんな仕草だった
母、年甲斐もなく照れ、視線を逸らすが、視界からおじさんが消えない
ほどなくして、肩のうしろから唸り声が聞こえて来た
はっ!?
もしや、あの視線の先にいるのは、わたしではなく・・・・
こいつか!?
「・・・・」
やだ( 一一){はずかしい…
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まだまだ未熟者ですが、夢に向かって邁進します