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風は秋色

おひさしぶりです。この記事シリーズも実に2年ぶり。だいぶ放置してしまいました

先日面白いことがあったので、ひとつ・・・・

聖子ちゃんの歌にはしばしば、タイトルと歌詞がかみ合わないと思えるものがある

80年代昭和歌謡、特にアイドルの歌を、わたしのカラオケで聞いて育った我が娘のレパートリーに「聖子ちゃん」は必須です。車のオーディオにもしっかりとシングルコレクションが取り揃えてありますので、たまにふたりで声を張り上げていたりもするのですが・・・・

そんな娘が先日、わたしのBGM用のMVを観ていてポツリと言いました

この曲、なんでこのタイトルなの?
『風は秋色』って、歌詞の中どこにも出てこないじゃん
こんだけミルキィ・スマイルって連呼してんだから、タイトルも『ミルキィ・スマイル』でよくね?

・・・・と。確かに( ̄▽ ̄;)

「ミルキィ・スマイルって、ペコちゃんのベロペロっていうあ~言う笑顔のことだよ! 秋じゃない」と、熱弁する娘がおかしくて・・・・

『白いパラソル』『ハートのイヤリング』『瞳はダイヤモンド』など、ちゃんとタイトルをコールする歌が多い中、時折こういう不思議タイトルがあるのが気になるのだという

そのほか、

『チェリーブラッサム』も、いまいちタイトルの意味が解らない

というので、チェリーブラッサムの意味は解るのか?と聞けば、

知ってるよ、さくらでしょ。でもどこにもさくらのことなんか出てこないじゃん。もう『ツバメ』でいいじゃん

・・・・という
いや、それじゃぁ、アイドルの歌じゃなくて演歌だよ

『天使のwink』って、天使ってタイトルに書いてあるのに、歌詞は天使って言ってんじゃん。矛盾してない? 

まぁそれは、ニュアンス的なものがあるんじゃないかとは思うけれど、さすがに『野ばらのエチュード』のタイトルを『トゥルリラ』じゃないのかとは言わなかった

面白こと言うなあと思って、久しぶりに大笑いした夜でした

そんな娘の好きな曲は、なんと『制服』なんだそう・・・・
これは『赤いスイートピー』のB面でした。わたしが歌っていたのを耳コピしたのだから仕方ないとは思うけれど、多分娘は、この曲をとても幼い時点で「好き」だと思っていたと記憶しています。なにが良かったのか、詳しくは聞いてないけれど、子どもはもっとポップな曲が好みではないかと思い込んでいたわたしはちょっと不思議に感じたものでした

この曲は多分、わたしが中学に上がる頃だったと思います。「3年生を送る会」で在校生が、卒業生に向けて歌う曲として選曲されたのですが、松田聖子の曲…と言われても、わたしにはピンとこなかった。だってB面だし
だから、わけも解らずまわりに合わせて口パクしていたことを覚えています
その頃ジャニーズにはまり始めた頃だったので、女性アイドル歌手の歌はアルバムでも買わない限り、テレビから流れてくるものしか知らなかった。だから、娘がわたしより幼い自分にこれを「好きだ」といったのがちょっと不思議だったんですよね


わたしの年代だと『瑠璃色の地球』なんかが人気なのかなぁ…と思うけれど、わたしは曲も歌詞も『Strawberry Time』がいちばん好きです。これね、B面の『ベルベット・フラワー』もいい歌でね、かわいらしいの。このシングルが好きな理由のひとつ

あとよく歌っていたのは『ボーイの季節』かなぁ。なんとなくあのせつないメロディーが好きでよく選曲してました

B面が『カリブ・愛のシンフォニー』で、これは両面映画の主題歌になってるんですね

どっちも映画を観に行ってるんですが、内容をまったく覚えていない。もう一回観たいなぁ…ペンギンのやつ

みなさんにも、そんな「?」なことありますか?

まだまだ未熟者ですが、夢に向かって邁進します