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あこがれの「常連さん」

こちらを訪れたのはもう1年以上も前・・・・
ついこの間のように思うのは、歳のせい? いやいやいや、初めてのひとり旅だったから、鮮明に覚えているのでしょう。本当は今年の誕生日にもいきたかったの。そうそれはまさに! お決まりの…と「恒例行事」のように、わたしの日常に当たり前のように刻みたかったのだ

そこは・・・・

The Ryokan Tokyo  YUGAWARA

ずっ~っと焦がれてやまなかった場所なのです⤴⤴
そいでもってその紀行文がこちらです ↓ ↓ ↓ 

今読んでみると、随分と遠慮がちな文章だなって思います。わたしったら「ひとり旅も行けるのよ」って、整然と満喫したようにしれっといっているけれど、内心そうではなかった。いや、満喫はしました。だって、文豪のまねごとしたんですもの。まねごとって言い方が失礼かしら? でも、そこにいるわたしは、まさに作家さまだったんだもの ⇐えっらそうに…!

わたしったら、地理得意じゃないの。北海道は解るけど、沖縄は線で囲ってないと解らない。なんならあの境界線は、現実に海上に存在するものと思っていたし、日本海と太平洋くらいはなんとなくわかるけれど、東北6県もやっとの知識で、函館と博多がどっちがどっちにあるとか、東京と千葉を取り違えるくらいの無知なんですわ
だから、湯河原は神奈川県の外にあると思っていたし、もしかしたら熱海の親戚かな~(もうすでに神奈川でもない)とか、神奈川県に関して言えば、県内全域が横浜中華街だと思っていた田舎の小娘なんです。でもそうなると横須賀って離れ小島なの?…とか、驚くべき歪んだわたしの日本地図。こうなると地球はパラレルワールドなわたしの世界地図・・・・あまりいうと、バカが口から出てひとり歩きしそうなのでやめときますが、そんな知識の中でここにたどり着こうとしていた!

そりゃ心配もされるわけだわよね~(;一_一)

でも、電車に乗れないわけじゃないのよ。階段上って、ちゃんとホームに出て、目指す電車を確認して、行ってきましたの
まぁ、お嬢様でもないので、この歳までまったくひとりで出掛けたことがないわけではないのです。そんなこんなで、なんとか目的地にはたどり着いたわけですが、ひとりだとお迎えの車を待つのも心細い。初めてのおつかいなみにそわそわして、どんなふうに迎えられるのかもわからないし「もしかして、おいていかれたの?」とか「本当は送迎はウソなの?」とか待ってる間にももんもんもんもん・・・・
くっだらない妄想が頭の中をめぐるんですわ

ついて早々にわたし、温泉そっちのけで、やる気満々でパソコン開いたの。でもね、齢おばさんですからWi-Fiの繋ぎ方が解らずに、フロント付近をうろうろ…お姉さんを捕まえては質問し、手持ち無沙汰にうろうろ…cafeスペースをいったりきたりしては「なにこのひと」って感じの視線を浴びながら、キョロキョロうろうろ…挙動不審な時間がありまして、また部屋に戻る
気分は監禁された異国の美少女か、他人の家に勝手に入って冷蔵庫を開ける近所のガキのような、とにかく落ち着かずに、でも弱音を吐くわけにはいかない! まずは腹ごしらえか? いや、温泉…あ、でももう時間?ってな感じで

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夕飯です。写真がへたくそでごめんなさい。小心者のわたしは、まわりに誰もいないにも関わらず人目を気にして写真をパチリ・・・・どんだけの小心者か!?と笑ってください。とにかくそんなヘタレちゃんなんです
大きなとんかつ…この日は緊張のために朝からなにも食べれずに出かけておりますので、どこに入っていくのか、口の中からブラックホールに繋がっているんじゃないかと思えるほどに周りはシーーーンと、静まり返っていて、カチャカチャと音を立てたら「イエローカード!」って言われそうな、居もしない蝶ネクタイのダンディな紳士に咳払いされるんじゃないか…なんて、また妄想を膨らませながらいただいたんです
てか、頭の中「黙ってろよ」ってくらいの雑音で、これでよく「おひとり様も行けます」だなんて言えたもんだなっ感じですけれどね。逆にひとりでこんな感じに食事をいただくっていうのが初体験なもので、水ばっかり飲んじゃったりしてね

いい加減静かに食べろよ!(-"-)

な~んて聞こえてきそうだけど、ひとりだからそれもなく・・・・

そしてわたしは食べるのが早い。そんなこんな妄想している間にペロリよ。ちょっとご飯多いかな~なんて思ったけれど、10分でペロリだわよ。お味は最初の一口でわかるわね。最高よ! サクサクよ! ただ、レモンと辛子、もっと欲しかったわ ⇐エラそう…ごめんなさい。どこまでもわがまま

お部屋は大好きな「信長」ルームだった。ひとりだったけど、せっかくだから広い部屋に泊まりたかった。両手両足伸ばして、ゴロンてして、雪の上にダイブでもしたかのように畳の上で天使を書いた。だれも見てないからいいよね~
ため息ついて、お腹いっぱいで、パソコン開いて、noteのコメントチェックして、眺めて、コメントして、執筆・・・・だけど、携帯いじってるわたし

か・ぽーん・・・・

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だれもいないのをいいことにパチリ・・・・わたしはいないよ( *´艸`) あ、まっちゃいないって? 知ってるよ~

はぁぁぁぁぁ(*´▽`*) 極楽、極楽♬

そう言えばわたしって、基本ひとりは無理じゃんね? 落ち着かないはずよ。よくもここまでひとりで頑張ったな~なんて考えながら、窓の外に「なにかあるのかな~?」とか「狸とか出るのかな~?」とか考えながら、ついでに「泳いでみる?」なんて自分に語り掛けたりなんかして…泳がなかったけどね。基本じっとしていたいひとなんでね、雪山のおさるのように薄目開けてひとりを満喫。考えてみたらお風呂の時間は、ひとりが一番なんだわ~。ここはひとりでも全然平気なんだわ~
自分ちのお風呂だと、シャンプーしてるときなんかに妄想回路にスイッチが入って、早くパソコンに向かわなきゃって思うけど、温泉はそんなことないのね。不思議~(^^♪

まず、缶ビール一本あけて・・・・
おかわり満載コーヒーのポットを食堂(?)で受け取って「信長」ルームに帰った

いざ、尋常に勝負! 

本来の目的である執筆に掛かります ⇐やっと(@_@。

この当時、平沢たゆとして『オスカルな女たち』のまとめ読みを出すにあたり、推敲作業に取り組んでおりまして、この夜はほとんどをそちらに費やしました。この日も毎日連載の『オスカルな女たち』を8時に投稿し、温泉に向かいました。そして、もちろん旅の記録を記事にするための下書きもしました。まだ、ネムキリスペクトへの参加はしてませんでした。ネムキリスペクトどころか、その他の企画に参加するなんて考えてもなくて、まだまだ手探り状態だったように思います。わたしも成長したものだ( *´艸`)

午前3時ごろには既に眠かった。でも徹夜することが目的でもあったので、結構頑張って、時々タバコを吸いに外に出て・・・・
廊下に出ると、人の気配がする。まだだれか起きているのか、旅館のスタッフなのか、でも多分、どこかの部屋でだれかは起きてるかもしれない…なんて思いながら、わたしは夢の「旅館に缶詰」をしているのだとほくそ笑む

この日を振り返ると、ひとつ記事をかき上げてnoteにアップしてました ↓ ↓ ↓

ひとりぼっちでさみしかったんだろうか?
でもこれ、自分の中の「神さま3部作」のひとつで、下書きしていたものを仕上げたような気もする。「才能」とか「天職」とかについて書いている。自信がないんだな、神さまにリアクション求めてるし Σ(・ω・ノ)ノ!

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朝です。おそらく5時ごろから朝ごはん待ってたわたし・・・・そしてさらにこのご飯の盛。あ、朝からこの盛は無理かも…と、心から思った。でも平らげてしまった気がする (*´▽`*)
でもみて~この小鉢の数! 美しい~。ひとつひとつ取り上げて語りたいところだけれど、それはこの次のお楽しみにとっておこう ⇐行く気!
どうでもいい情報だけれど、わたし魚食べるの上手なんですよ。こんな感じの焼き魚だと、お皿にはなにも残らないの (*^▽^*) 頭からお尻まで残さず食べれる~⤴⤴ カルシウム万歳!

よくダイエットなんかで、ちょっとずつ「1日30品目食べましょう」っていうのがあって、このメニューだと朝だけで充分じゃね?って感じだよね? でもでもだからといって、お昼がいらないわけじゃない。生きてるってそういうことだね!⇐だれに言ってる?

10時にお部屋を出て、cafeスペースで再びパソコンを開く。前日のnoteのコメントをチェックして、更に推敲の続きに取り掛かるも、おばさんいい加減眠気にやられてきたよ・・・・

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目が覚めた~(★Д☆)¥☆彡▼×◇

お昼です。カレーです
ごめんなさい、むっちゃ辛くて・・・・残しちゃった ⇐心残り

はい。そんなこんなでわたしのひとり旅は無事終了したわけです。なんだか長々と語ってしまいましたが、とどのつまりわたしが言いたいことはここの旅館の常連さんになりたい!…ということなのですわ (*^▽^*)


おしまい




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ひらさわ たゆ
まだまだ未熟者ですが、夢に向かって邁進します