看護師の採用を考える2〜病院での苦労看護部長の立場〜
いい看護師さん、一体どこにいるんだろう……。
私は2019年〜2020年にとある総合病院の看護部長を拝命し、人材採用に奮闘していました。
とにかく慢性の人手不足でしたので、毎日、派遣や単発バイトの看護師さんを採用していました。当時コミュニティーの看護師さんも何人も日替わりで手伝いに来てくれました。あの時は、本当にありがとうございました。
人が欲しくても全然アプローチできない。
いつも、紹介会社からの紹介をひたすら待つだけ・・・。
うちの病院の魅力をPRしたくても伝える相手がいません。
「(求職中で)いい看護師さん、一体どこにいるんだろう……。」
そんなことをいつも考えながら、奮闘していたいました。
今回は、私が看護部長の時に実践していたことを紹介します。看護部長さんって採用・定着に関することでどんなことを実践しているのでしょうか?できたら意見交換できる機会があると嬉しいです。
私が実際に病院で実践していた【採用】に関すること
1️⃣有料人材紹介会社(数社)の利用
(派遣会社)
2️⃣広告掲載(バイトルなどの広告媒体)
3️⃣病院の壁面や外来に看護師募集のポスターを貼る
4️⃣近くの看護大学の学長先生に会いに行く
5️⃣出版社との共同企画プロジェクト(ここはうまくまとまらずに計画で終わったけど)
私が実際に病院で実践していた【定着】に関すること
1️⃣時間が許す限りスタッフの声を聞きに行く
2️⃣実際の業務の中で何が大変なのかヒヤリング、体験する
(朝のおむつ交換に一緒に入らせてもらったり、病棟のスタッフとして受け持ちを持って動くことも体験させてもらいました)
3️⃣新しく入職するスタッフへのオリエンテーションの実施
4️⃣師長さんへの現場のOJT、オリエンテーションマニュアルの作成・チェックシートの作成
5️⃣スタッフとの特別ランチ会の実施
6️⃣地域包括ケアに関する勉強会
7️⃣食堂でのオンラインセミナー視聴企画
8️⃣不足、故障している物品などの購入調整など
病院の【広報】に関すること
1️⃣他の病院との共同企画などに参加
2️⃣イベントの救護
3️⃣地域のお祭りに出店、スタッフとして盛り上げる
4️⃣子育て支援センターや地域包括支援センターとの共同企画
実践してみた結果とその時のアウトプットを次回また共有したいと思います。看護部長をされている(されていた方)は他に採用・定着に関することでどんなことを実践しているのでしょうか?できたら意見交換できる機会があると嬉しいです。