【らいすき会】秋元康『ポニーテールとシュシュ』分析
この記事は、ライティング力を高めるべく発足されたらいすき会(ライティング好き&ライティングスキルUPの会)に向けて執筆しています。
※らいすき会とは、メンバーが同じ文章を読み、その文章について分析し合う会のことです。分析した内容をnoteにまとめていきます。(これでライティング力が高まるといいな……)
お題の本:文芸オタクの私が教える バズる文章教室(三宅香帆 著)
本日のお題:ポニーテールとシュシュ(歌・AKB48/作詞・秋元康)
私の考察
歌詞の意味を考えることってあるけど、AKB48の歌の歌詞の意味を考えたことはあまりなかったな……。考察してみたけど、意味を理解するのに時間がかかった。
今まで男の子目線の歌だって気が付かなかったし、更には男の子が妄想している目線の内容ってことも初めて気がついた。教室の斜め前に座る女の子に片思いをしていて、その子と海に行く妄想をしてる歌詞だと理解。(結構やばい妄想だね?)
妄想と現実が入り混じってる文章で、どこからが妄想か、どこからが現実かを理解するのにも時間がかかった。けど、妄想の文章を書いたことがない私としては新鮮。
筆者の考察
リア充男子が彼女と海で遊ぶ様子が描写されているかと思いきや実は純粋無垢な男子の妄想だった!っていうオチ。読者の想像を超える結末に持っていくことで、読者は文章に引き込まれる。
"ポニーテール"は彼女を特徴づける髪型であると同時に、いつまでも掴めない「恋の尻尾」だった。要するに、男の子は片思いしてる。
ってっきりそうだと思い込まされていたけど、実全然違ったオチだったときの破壊力は抜群!
まとめ
どんでん返しの結末に向かう途中で、「主人公はどうしてカレンダーより早く衣替えしたいのか?」「2番の歌詞は海じゃなくて教室なの?」っていう伏線を貼る。
この違和感のある伏線回収ができた時に読者はスッキリするのかな?とも思った。
日常の文章にも応用できるとのことなので、ぜひ応用編も書いてみます。
おわり
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