直近の米国株動向について
直近米国株の下落がきつく、このまま株を持つかどうか悩まれている方も多いかと思います。
私も、ダウとナスダックのCFD・日本株を保有しているので日々ポジション調整を余儀なくされ、息をつく暇もありません。
一番の下落要因は、米国長期金利が3%を超えたにも関わらず、上値を更新し続けた点ですね。11日のCPIが前月よりも低下したものの、想定よりは低下しなかったことで、今週も下げが加速しました。
ただ、毎晩米国先物をみて、そろそろ下落が落ち着きそうだと感じております。
理由は、株価がある程度適正株価まで到達したからです。
基本的にPERは金利が上昇すれば下がる必要があります。PERの低下には株価の下落か利益の上昇が必要と言われています。今回の米国主要銘柄の決算がまちまちであったので、株価の下落に拍車がかかったといえます。足元の価格、S&P500が5/12に3,855ptを付けた後、買戻しが入り、昨日も買いが続きました。
現在の予想利益水準における米国長期金利3%の適正価格は3,951ptです。長期金利が3%を割ってきた点と、今の長期金利に見合う水準まで株価が下落したことで、株価の反転が期待できると考えています。
もちろん、ここまで調整がきつかったので毎日連騰とまではいかないかもしれませんが、少しでもインフレの伸びが低下するような指標、FRBの発言で一気に価格を戻す可能性は大きいと思います。
今後の成長が期待できる銘柄は、しっかり仕込んで今後の値動きを注視していきたいと思います。
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