❼ Fちゃんの新居
引越し大作戦
Fちゃんはとても神経質で慎重です。
ベビーからMに育てられたにもかかわらず、今だになついたりはしません。
なので変化に対応しにくく、そこが今回の引越し案件のネックになっていました。
過度のストレスを与えはしないか?
新居のせいで成長がストップしないか?
それを避けるべくまずお風呂に入れ、ふんも出してリラックスさせてから新しいケージに投入予定になりました。
準備万端、いよいよFちゃんを新しいお家へ。
固まり状態で眠るF
時刻は夜の9時過ぎ。
本来ならトカゲ達は、ぐっすり眠っている時間です。
ところがピタっと動きを止めてしまったFちゃんは、そのまま新ケージの真ん中で立ち尽くしたまんま。
1時間も2時間も動かないので、電気を消して結局その日は終了しました。
翌朝。
6時にワタシが様子見に行くと、昨夜と同じ状態で立ったまま眠っていました。
あ〜あFちゃん、それじゃ疲れるよ〜。
ついにシェルターに登る
Fちゃんの引越しには、大きな意図がありました。
成長期のFちゃんがのびのび動き回れる広さと、成長を促進するため紫外線ライトをふんだんに浴びる事。
そのためによりライトを浴びるべく、Fちゃんのサイズに合ったシェルターの設置が1番の目的でした。
これまでの歯ブラシ台はお気に入りだったけど、もうFちゃんには小さ過ぎる。
洞窟タイプのシェルターなら、登り台としても隠れ場としても使えます。
なにはともあれ、このシェルターに馴染んでもらはなくては。
そして3日後、ついにシェルター上にFちゃん発見!
Mと大喜びしましたよ。
壁の隙間で穴掘り
これで定期的にライトを浴びてくれたらと期待していたのですが、そこはやっぱり気難しいFちゃん。
一旦シェルターから降りたら、すっかりシェルターと壁の隙間に潜り込んで出てこなくなりました。
たまに向きだけを変えつつ、ガッガッと音をさせながらペットシーツを熱心に掘り返しています。
あ~あそんなことより、シェルターに登ってライトを浴びて欲しい。
すみっこがいいなら、ちゃんとゆったりできるシェルターがあるじゃない。
全く親の心子知らずです。
Fちゃんが新居に馴染むまで、まだまだ時間がかかりそうですね。