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Fちゃんの出自
Fちゃんとの出会い
Fちゃんが我が家にやって来たのは、確か2021年の初夏でした。
うちにはすでにオニプレートトカゲのPちゃん(年齢不詳、女)が1匹君臨していましたが、息子Mはどうやらもう1匹飼いたいと企んでいたらしい。
それもベビーから。
欲しい種類のベビーを扱っているペットショップを調べて、すでに予約済みとのこと。
そこから連絡があり、Mはいそいそと出かけて行ったのでした。
ショップのケージの中には数匹のフトアゴヒゲトカゲのベビー達がいて、その中のどれでも選んでOKというシステム。
Mは迷った末、1番太く大きいコを選んだそうです。
うーん、選択基準がPちゃんと同じではないか。
もっと人懐っこいタイプもいたそうですが、よほど以前に突然亡くしてしまったトカゲのトラウマを引きずっているのかも。
とにかく見かけだけでもより丈夫そうだったFちゃんを抱えて、速攻うちに帰って来たM。
大きめだとはいえほんの親指程度の大きさしかないFちゃんが心配で、もう一目散だったんですって。
これまでの4年間
Fちゃんはフトアゴヒゲトカゲですが、正確に言えばヒガシアゴヒゲトカゲとのミックスです。
息子曰く、そのヒガシの影響を多く受けているらしく、とても警戒心が強く人馴れしません。
いつもはダラダラめんどくさがりで大雑把なMですが、さすがにベビーを育てるにはそれなりの労力をかけていたようです。
知らんけど。
Fちゃんはそんな育ての親でありエサ供給者Mに対しても、一向になついたりはしないのですよ。
さすがに噛み付いたりはしませんが、ちょっと撫でてもピシッと手や足で反撃に出てきます。
ワタシが思うに、警戒心プラス気まぐれと独立心が合わさって、なかなか厄介な性格をしているのでは。
そんなこんなで我々親子は、なぜかクセ強めの可愛げのないトカゲ2匹と同居する羽目になったのでした。
現在の4匹の関係
同じくクセ強めのトカゲとはいえ、PとFとの扱い方は雲泥の差があります。
まぁベビーから手取り足取り育ててきたのですから、わからんこともない。
しかもFちゃんは性格は難ありですが、ちょっとした仕草が本当にに可愛いのです。
もちろん本人に自覚はありません。
もはやベビーではなくむっちり青年になってしまいましたが、たぶん愛嬌のあるトカゲ種なんでしょう。
そんなFちゃんにMはいつまでたってもデレデレです。
かたやPちゃん。
いかにもゴツいトカゲらしいトカゲ、そしてかなりのおババのはずなのになぜか元気でドタバタやかましい。
その変温動物らしからぬパワフルさと、放置されても平気な図太さも加わって、向かうところ敵なしです。
だからってエサをしょっちゅうやり忘れるのはどうかと、ワタシも注意はするのですがあまり改善されませんね。
そんなM、P、F、そしてワタシの4匹ぐらし、2025年もなんとかスタートしました。
とりあえず今年も全員無事でありますように。
Fちゃんの出自
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