9月7日 三重県名張 赤目四十八滝 その1
9月7日。
実家の両親が「ハイエース買ったから、赤目でも行こうや」と言うので行ってきました。
三重県名張市にある、赤目四十八滝です。
三重県名張市とありますが、実際は奈良県と三重県の県境にあります。
赤目四十八滝周辺は、土産物店や食事処、また温泉などの施設があります。
駐車場も充実しているので、車でのアクセスも良好です。
遊歩道を進みます。
清らかな渓流沿いの歩道です。
歩道のわきに、水が湧いていました。
川のせせらぎの音が、なんとも気持ちいい。
しばらく歩くと、入山入口になっている日本オオサンショウウオセンターが見えてきます。
ここで入山料500円を支払い、先へと進みます。
オオサンショウウオセンターをくぐる形で、赤目四十八滝の遊歩道に出るのですが…
まぁ、ちょいとオオサンショウウオでも。
こちらは、オオサンショウウオの仲間、ウーパールーパーです。
でかい!!!
それぞれの水槽には、名前と性格が記されています。
「温厚で大人しい」や「超絶ワイルド」など、オオサンショウウオの個性がうかがえます。
さて、いよいよ遊歩道へと進みます。
川沿いの歩道は、柵が設置されているところもあり、比較的歩きやすいです。
ただ、ところどころに急な階段があったり、滑りやすいところがあるので、もし行かれるなら運動靴をおススメします。
大小さまざまな岩の間を、澄んだ水が流れています。
とても涼しく、風が心地よかったです。
流れは急で、あちこちに小さな滝がありました。
遊歩道を進むと、まず見えてきたのが霊蛇滝(れいじゃだき)です。
実は霊蛇滝の手前にも、小さな滝が2つほどあったのですが、見逃してしまいました。
滝壺の深さは7メートル。
碧く澄んだ水が、深さをあらわしています。
さらに進むと、牛の銅像がありました。
ここに、赤目四十八滝の由来が書かれていました。
『赤目』の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。
赤目四十八滝の『四十八』とは数が多いことを意味します。
また阿弥陀仏が法蔵菩薩の時代、四十八願をたて五劫(ごこう)の思惟(しゆい)をこらし修行を成就したしたことからこの名がつけられたとも言われています。
(赤目四十八滝公式HPより)
赤目四十八滝の由来について、詳しくはこちらをご覧ください。
さて、赤目牛から少し進むと、迫力満点の滝が見えてきました。
「赤目五瀑」のひとつ、不動滝です。
不動滝まで、遊歩道入り口から徒歩5分。
ごうごうと音を立てて流れる水は、見る者を圧倒します。
高さ15m、幅4mと、滝としてはそれほど大きくありませんが、水量がすごい。
周囲の緑に溶け込んで、非常に美しい滝です。
階段を上ると、不動滝の頂上を見ることができます。
さらに歩道を進みます。
赤目四十八滝は、これまで何度か行ったことがあります。
歩く距離が長く、かつ階段や上りも多いので、トレッキングポールを持って行きました。
これが、非常に役に立ちます。
少し前に雨が降ったので、水量はとても多かったです。
ひな壇のような岩を流れる水。
「乙女滝」という名前がついています。
渓谷の流れは、変化に富んでいます。
ごつごつした岩。
清らかな流れ。
時折、セミが鳴いていました。
苔むした岩と、小さな滝。
大きな滝はもちろん迫力がありますが、このような小さな流れもまた、美しいものです。
しかし大きな岩が多いなぁ…。
父に頼んで、写真を撮ってもらいました。
***
その2へと続きます。
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