7月6日 大阪府犬鳴山 その1
さて昨日は、大阪泉州・泉佐野市にある犬鳴山(いぬなきさん)に行ってきました。
犬鳴山には、七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)というお寺があります。
山深いところにある七宝瀧寺は、奈良時代より修験道の霊場として信仰を集めてきました。
犬鳴山は、斉明天皇の7年(西暦661年)、修験道の開祖である役行者が28歳の時に開基されました。
大和の大峰山より6年早く開山されたので、元山上と呼ばれます。
役行者の開山時に倶利伽羅(くりから)大龍不動明王が出現し、これを本尊としたと伝えられています。
また、弘法大師もご修行になり、山内の七瀑に七福神をお祀りされたといわれています。
それ以来、七宝瀧寺では国家安穏・五穀豊穣・諸人快楽の密法が修されています。
(七宝瀧寺HPより)
本堂から奥に進むと、滝があります。
この滝では、よく滝行が行われています。
では、参道入り口より進みましょう。
本堂までは鳥居をくぐって5分ほど歩きます。
お寺なのに鳥居とは、これいかに?
と思われるかもしれませんが…犬鳴山は、神仏習合の霊場です。
神仏習合→ 神仏混淆(こんこう)とも。神と仏とを調和させ,同一視する思想で,神道と仏教の同化を示すもの。
(コトバンクより)
参道は、深い山の中にあります。
参道右側に川があるので、せせらぎの音が聞こえてきます。
不動明王がメイン(?)のお寺なので、参道のいたるところに不動明王の石像を見かけます。
参道の途中には、小さなお堂がいくつかあります。
参道右手に流れる川。
せせらぎの音が、心身を癒してくれます。
そのまま参道を進むと、右手に巨大な不動明王が現れます。
真ん中には、護摩壇と結界があります。
この不動明王は「身代わり不動」として、信仰を集めています。
本当に大きいです。
ここはちょっとした広場になっていて、参拝者の休憩所もあります。
身代わり不動明王から、さらに進むと本堂があります。
本堂の「俱利伽羅不動明王」は、秘仏となっています。
本堂からさらに進むと、「行者の滝」があります。
こちらの写真は、またあらためてアップします。
犬鳴山七宝瀧寺公式HP
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