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「怒り」の矛先~私的アンガーマネジメント、つまりは酔っ払いのたわごと

夫は、割と怒りの沸点が低い人です。
イライラすることが多く、時にブチ切れることもあります。

昨年、夫がブチ切れたことがありました。
相手は、職場の事務員さんです。

この事務員さんは、まぁうちの職場ではベテランの部類に入るのですが…
とにかく「モノの言い方がきつい」人なんです。

現場の些細なミスを、ネチネチ攻撃するタイプ。

そりゃ、ミスはいけませんけど。
現場から言わせていただければ「仕方がないこと」もあるのです。

つまりは、事務方の主張ばかりで、現場のことがわかっていない。

で。
昨年、店長である夫がブチ切れました。
入金処理にミスがあったらしく、非は現場だったのですが。

「店長、入金伝票の見方、わかってる!!!???」

と、その事務員さんは、非常に強い口調&バカにするような言い方をしたんだそうです。

これには、職場では普段温厚な夫も腹が立ったようで。

「はぁ??誰にモノ言うてんねん!!!」

と返したんだそうな。

ちなみに。
この事務員さん、仕事ができるかというと…
そうではありません。

令和になった今でも、パソコンは扱えず…
ほぼほぼ、計算機で手計算をするような仕事ぶり。

私も時々、職場のPOP作りのために事務所に行きますが…
事務員さんの仕事ぶりを見ていると、「効率悪い仕事してんな」としか思えません。
(夫と私は同じ職場で仕事をしています)

しかし怒りの虫がおさまらないのか、夫は事務員さんに対して、しばらく腹を立てていました。
ことあるごとに、私に愚痴を言ってきました。

まぁ夫の気持ちはわかるのですが。

そこで、私のとっておきの「怒りを鎮める方法」を、夫に伝授しました。

私:「店長(夫のこと)、腹立つのもわかるねん」

夫:「うん、あれは腹立つ」

私:「でもな、店長が腹立てるほどの相手か?」

夫:「ん??」

私:「まぁ言うたら、『雑魚キャラ』やん。相手にするだけ、損やで」

夫:「うーん…」

私:「店長が腹立てる値打ちなんか、あらへん。気持ちはわかるけど、いつまでも腹立ててるほうがストレスたまるし、しんどいやん」

夫:「まぁ、そうやけど…」

私:「たかが雑魚や。そう思っといたらよろし」

夫:「まぁ、そうやなぁ…」

私:「怒るだけ、時間の無駄やで」

夫:「う、うん…」

そう。
相手を「雑魚」と思い、自分を一段上に持ってくる。
これこそが、私的「アンガーマネジメント」なのです。

ちなみに、私は夫に対しても、この方法を使います。
夫はストレスがたまると、私に理不尽な八つ当たりをするのですが…

「どうせ私がおらんかったら、生きていかれへんのやろがい」

と、私は思うようにしているのです。
事実その通りで、

「はじめの協力がなかったら、俺はあかんねん」

と、夫は時々ぽつりと言います。

…とはいえ、そんな私でも沸点を超えることはあったりしますが(笑)
(1か月前、noteでマジ切れしました)

夫に対しては、未だブチ切れたことは、ありません。

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