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鳥好きの相方に捧ぐ記事(孔雀明王)

今日は大阪は、底冷えの一日でした。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私は昨日から仕事始めでした。
今日も夫の部下として、ほどほどに仕事をしてきました。

さて。
そんな夫ですが、長らく手を付けていなかった「孔雀明王」を、再び彫り始めるそうです。

孔雀明王とは…

孔雀明王は、毒蛇や害虫を食うという孔雀を神格化したものであるが、明王にはめずらしく慈悲の相に描かれる。
 密教では、雨を祈り、もろもろの災厄を除いて安楽を得させる孔雀経法の本尊とされる。

e国宝より

孔雀明王を祀っている寺社は少なく、仏像も数は多くありません。
しかし。
夫としょっちゅう訪れる高野山には、快慶作の孔雀明王像があります。

霊宝館HPより

詳細はこちら。

そして、とうとう夫が言い出しました。

「俺も孔雀明王、彫る」

まぁ、千手観音を完成させた人ですから…
多分できるだろう、と思いました。

ヤモメさん作

孔雀明王の本体は、ほとんど完成しております。
しかし…明王が乗っているのは、孔雀。
これが難しいらしい。

ヤモメ、苦労なう

昨年あたりから、夫は孔雀を「どう彫るか」、試行錯誤を繰り返してきました。
高野山の霊宝館に何度も足を運び、実物を拝観しました。
(ちなみに私は高野山参与会員なので、拝観はフリーパス)

孔雀の顔
横から見たところ

後は、羽根をどうするか。
あの特徴的な尾を、どうするか。
夫は仕事中も、ヒマがあれば脳内で孔雀の試行錯誤(笑)

孔雀の写真も、何度も見ました。
しかし、検索で出てくるのは孔雀の正面画像ばかり。

そこで私が思い出したのが、沙々杯の相方である橘鶫さん。
「少し的を外れた鳥好き」として、noteでは素晴らしい鳥の絵、そして小説をアップされている方です。

https://note.com/tsugumitachibana/n/n0f70928bb656

ひょっとしたら、鶫んなら、孔雀の絵を描いているかもしれない。
そう思った私は、Twitterにて「孔雀の絵、ある?」と送信。

1分経たぬ間に、孔雀の絵が送られてきました。
さすがだぜ、相方。

送っていただいた孔雀は、予想通り素晴らしい絵でした。
(版権があるので、ここではアップしません)

さらに鶫さんは、孔雀の画像まで送ってくれました。
それも、様々な角度で撮られた画像を。

即、夫に転送しました!!
いやもう、ご縁ってありがたいですね…。

明日、夫は仕事が休みです。
朝から整形外科に行き、その後は孔雀の彫刻に没頭するそうです。

孔雀明王の完成が、楽しみです。

鶫ん、感謝!!!

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