ダルマの寺、勝ち運の寺~大阪府箕面(みのお)・勝尾寺
花の画像だけでは飽きてしまうので(笑)
今回は、以前お参りしたことのあるお寺の写真をアップしたいと思います。
たまたま、デジカメの中に入っていたSDカードの中に、勝尾寺で撮った写真が残っていたのです(笑)
大阪府箕面(みのお)市に、「勝尾寺(かつおうじ)」というお寺があります。
ダルマの寺、勝ち運の寺として、また西国33か所観音霊場、神仏霊場巡拝の札所(御朱印をいただく所)として有名なお寺です。
ちなみに、箕面といえば「箕面温泉スパーガーデン」も有名です。
関西の方なら、「箕面温泉スパーガーデン」の文字を見るだけで、メロディが脳内再生されるはずです。
ま、それはさておき。
2016年の2月に、夫とお参りしました。
勝尾寺は、大阪府の北のほうにあります。
名神高速・茨木インターから車で15分。
近畿自動車道・中国自動車道・名神高速道路の吹田インターからは車で10分ほどの道のりです。
駐車場は1時間まで500円、以降30分ごとに200円となっています。
入山料は、大人1名400円です。
勝尾寺は平安時代、清和天皇から「勝王寺」の寺号を賜りましたが、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたんだとか。
ご本尊は、十一面千手観音菩薩です。
宗派でいえば、高野山真言宗のお寺です。
鎌倉時代には、浄土宗の開祖である法然上人も滞在していたという記録があります。
勝尾寺の歴史を書くと長くなってしまうので、詳しくは公式HPをご覧ください。
(単に自分で書くのが面倒なだけ)
駐車場からすぐの所に、参拝入り口があります。
お寺の入り口…なんですが、ちょっと現代っぽい入口です。
拝観入口のところに、大きなダルマさんが。
勝尾寺といえば、「勝ち運の寺・ダルマの寺」です。
転んでも起き、転んでも起き、己に打ち勝つ「七転び八起きの精神」その精神と、勝運信仰の歴史が一体となり形を成したもの。
それを「勝ちダルマ」と呼ぶ。
(勝尾寺HPより)
さて、入り口から境内へと入ります。
入口からすぐのところに、山門があります。
この山門は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼によって再建されたものです。
紅葉の時期は、ライトアップされるそうです。
山門の写真を撮っているのは夫です(笑)
山門をくぐり、橋を渡ります。
この橋は「お清め橋」といい、参拝者の身を清めるための橋です。
橋の横から噴水がふきだし、その霧を身にあびることで厄を落とし、身を清めてから境内に入る、という意味合いです。
この日は噴水は…上がったのかな?
忘れました。
勝尾寺境内の池。
朱塗りの鳥居とお堂は、弁天堂です。
それにしても…
お参りしたのが2月だったので、寒々しい風景ですが…
紅葉の時期は、とても美しい景色になるんだと思います。
勝尾寺境内の、いたるところで小さなダルマを見かけます。
これは、「ダルマみくじ」のダルマです。
このダルマの中に、おみくじが入っています。
おみくじを引いた人が、境内の思い思いの場所にダルマを奉納するんだとか。
こちらは、「勝ちダルマ」を奉納するところです。
「勝ちダルマ」は、目標達成のためのダルマです。
授与所でダルマを求め、願い事を書いて右目(向かって左の目)に目を入れます。
願った日より1年後、目標が達成できれば左目(向かって右の目)に目を入れ、奉納するのです。
詳細はこちらから。
目標が達成された証である、大小さまざまのダルマたち。
勝尾寺の境内は広く、大小さまざまな堂宇がありますが…
とりあえず本堂にお参りを。
立派な建物です。
夫は左肩にショルダーバッグをかけますが、私は右肩にかけます。
(どうでもいい)
本堂付近には、びっしりとダルマが。
すさまじい数のダルマです。
ちなみに、奉納されたダルマは毎年、年末にお焚き上げされるんだそうです。
勝尾寺・多宝塔です。
真言宗の最重要仏である大日如来が祀られています。
清らかな水が流れていました。
よく見ると、小さなダルマが。
弁天堂と山門。
鯉のエサやり場から、弁天堂を。
弁天、つまり弁財天は、水のあるところに祀られることが多いです。
勝尾寺の弁財天さまは、知恵を与え、学問や芸能、音楽の才能を開花させる神さまとして古くから信仰されています。
弁財天さまはインドの女神(水を守る神)で、別名サラスヴァ-ティーといい水の流れる音が紗なる音として聞こえてくるので紗音天や音楽天とも訳されます。
インドから仏教と共に渡来されたと言われ神道の神と一体となり神でも有り仏でもあります。
(勝尾寺HPより)
弁天池には、たくさんの鯉が泳いでいました。
勝尾寺の境内は、とにかく広大です。
まだまだ他にも、みどころがたくさんあります。
いつか、またゆっくりとお参りしたいと思っています。
⇧勝尾寺公式HP
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