空のほう突然鳴りだす白鳥が冬といっしょに来訪の鳴き
覆いつくす雪の世界でひとりきり なぜか落ち着く無慈悲な静かさ
不意打ちに冬を始めたグググッと雪踏みしめて白い駐車場
降る雨も春先と夏と秋とでは脳に染み入る冷たさにも四季
紙本の広がる余白の落ち着きは永遠の雪原の静かさ