内省力を鍛える
タイトルが、先週を振り返りって一番頑張ろうと思ったことです。
【内省力】
あまり聞きなれないかもしれませんが
何かあった時に振り返って、次に「自分が」どうするかを
考える力という意味です。
内省の対義語は「他責」だと思っています。
何かあった時に「自分ではなく他の誰が悪いか」を考えることです。
ビジネスマンや社会人として成長するには
・身の丈をちょっと超えたチャレンジをする
・自分より優秀な人と働く
・大きめの責任と裁量を持てる状態で働く
などなど、いくつか重要な要素があると思いますが
この「内省力」を鍛えることが一番成長につながると
多くの人を見てきて思っています。
(もちろん自分自身も)
例えば
例①「自分の提案が全く通らない」
↓
・内省で考えると
:ターゲットがずれていたからだ。投資対効果の観点が抜けていたからだ。
→提案力を鍛えるための本を読んでみよう
・他責で考えると
:上司の理解度が低いからだ。
→あの上司には何を言っても通じないから提案はやめておこう
例②「自分のお願いした仕事を部下がやってくれない」
↓
・内省で考えると
:期日とアウトプット内容を明確にできていなかったからだ
→依頼するフォーマットを変えよう
・他責で考えると
:部下の仕事力が低いからだ。
→あの部下には仕事を頼まないようにしよう
例③「あの人が何を考えているのか全く分からない」
↓
・内省で考えると
:自分も周りから見たらそうなのではないか?
→そう思われないように発信しよう
・他責で考えると:対して考えのない人なんじゃないか
→あの人の言うことは聞かないようにしよう
極端な例ですが、内省と他責では思考が180度違います。
全てを内省につなげるのは、時としてかなり難しいですが
他責で全ての物事を考えがちな人は、
自身は全く成長しません。
他責にしたくなるシーンはたくさんあるのですが
常に内省してより良いアウトプットにつなげていこうと思います。