あらゆる局面で「持たない」を実践した哲学者の話🌳
この話は、
ウォールデン湖畔の森の中に自らの手で小屋を建て、
自給自足の生活を始めた1人の男の話です。
フィクションではなく、
彼の洞察を記した日記のような構成になっています。
人は、
持ちすぎるが故に重くなり身動きが取れなくなる、
欲するが故に更に欲しくなる。
彼は、
「自分の本当にやりたい事は何か?」を考えて実践するために森での生活を数年間続けたそうです。
1800年代の話ですが、
現代人にも通じる何かを考えさせられる内容でした。
ちなみに、
本書は漫画と編集によって文章を分かりやすくしてあるそうで実際の本は、
より難解で長文だそう、、、
📘ソロー『森の生活』を漫画で読む📕
【ポイント3つ】
🔹偏見を捨てるのに遅すぎる事はない
昔から考えられ、行われていることであっても、根拠なしで信じるべきではない。
それは今日まで真実と黙認されてきただけで、
明日は間違っていたと判明するかもしれない。
🔹少ないもので満足する
隣人より良い家に住み、
よりブランドのある衣類を身につける。
それらはキリがないもの、
常に勉強する理由は「時々はもっと少ないもので満足する」ためなのかもしれない。
🔹森で生活する理由
安く生活したり贅沢に生きる為ではない。
出来るだけ邪魔のない所で「自分がしたい事」をやりたかった。
【読了】
私自身、
森に行くことや1人の時間を常々大切にしていましたが、
生活してみようとまでは思いませんでした。
便利な生活やエンタメ、趣味などもないと生きていけない、、、
しかし、
全てを同じ条件にしなくても、
期間を限定したり一部を取り入れたりする事は可能なので少しずつやってみたいという気持ちはあります。
以外と人生を変える体験はこういう所にあるのかもと思える1冊でした。
ソローの森の生活、学びを血肉に、ありがとうございました📚🙇♂️
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#本との出会いに感謝