
組織から圧倒的個人の時代へ🦸♂️
モチーベーション3.0で有名な著者、ダニエル•ピンクさんの本📗
※本書ではフリーランスの事を「フリーエージェント」と敬称している
彼自身、
アメリカ副大統領のスピーチライターという究極の社畜経験を経た後にフリーエージェントとなっています。
この本、
初版が2002年と今から20年以上前の本なんですが、
現在のアメリカだけでなく日本人の働き方とも一致してきてるんですよね。
フリーエージェントの国勢調査をする為に家族と共に約1年かけて全米を渡り歩き、
インタビューした末に彼が導き出した人類の働き方とは?
📘フリーエージェント社会の到来📕
【フリーエージェントのポイント3つ】
🔹縦ではなく横のつながりができる
会社組織のような上司と部下の関係はない。
自身の技術に対して必要としてくれる者
自身が必要とする技術を持つ者
それぞれが惹かれ合い、
一つのプロジェクトが終わればバラバラになっていく。
その際に互いの人脈(横のつながり)は増えていく、
ここには上下関係が存在しない。
🔹時間の迷路に入り込まない対策を
フリーエージェントは勤務時間や場所に縛られない、
故に仕事の入り方や終わり方を決めないと心身に支障をきたしてしまう事も、、、
仕事前の運動やコーヒー
仕事終わりの基準(ここまでやったら終わり、など)
入口と出口の儀式を決める事で時間の迷路に入り込まない対策を🧘
🔹未来のオフィスのあり方
工業経済では土地•労働•資本が重要だった。
IT革命とワイヤレス革命により、
情報経済では労働•資本が重要になった。
パソコンとネット回線さえあればどこからでも情報を発信できる。
後は、
•プライベートアイダホ
自室などコストのかからないプライベート空間
•フリーエージェントの山小屋
仕事の煮詰まりや孤独を緩和する経営者の集まり
があれば良い。
【読了】
自身が開業した後に出会った本という事もあってか、
組織に身を置く人達がフリーエージェントとなる動機に共感できる部分が多くありました。
•仕事を自分の個性と一体化させる
•出世に連れて仕事が楽しくなくなる
など、
職種は違えど感じる事は似通ってくるんだな🤔
そして未来のフリーエージェントや組織のあり方について。
(本書発刊時点から言うところの現在)
これはアメリカだけでなく日本社会にも予言と言ってもいいほどに合致している部分があります。
※著者は「予測ではなく議論のきっかけに」と最後に綴っています
組織に所属せず、
少数精鋭で莫大な利益を生み出している個人がどんどん出てきていますね。
この人、面白い本しか書けないのか、、、
他の本も全部読むしかないっ!
ってなるやつでした🙋♂️
フリーエージェント社会の学びを血肉に、ありがとうございました📚🙇♂️
#読書記録 #ダニエルピンク #ダイヤモンド社
#本との出会いに感謝