令和5年5月5日の記録です。
津和野霊亀山 史蹟 津和野城址を散策する
朝がた小雨模様でしたが、津和野に到着した時には上がり、風が少し強くなりました。
前日5月4日の真夏日とうって変わり、曇天で涼しく山城跡の散策にはちょど良いです。
先に太鼓谷稲荷神社を参拝し、駐車場から観光リフト乗り場に向かいました。
津和野観光リフト
十分ほどで観光リフト乗車駅に到着、九時から営業でまだ稼働していませんでした。
リフトの降車場から本丸までは400m、徒歩約20分の道のりです。
リフト乗り場では朝方の雨で足場がぬかるんでいるかもしれないので注意するよう言われましたが、そうでもありませんでした。
堀切跡
途中、堀切跡の道標が。
出丸
しばらく行くと視界が開け、左手後方に一本松のそびえたつ石垣が見えてきました。
出丸とは、坂崎直盛の時代に構築され、指揮をした家老浮田織部の名にちなみ、織部丸とも呼ばれているそうです。
本丸の北側の防備を固めたそうです。
出丸の松は一本?三本?
出丸の松は一本ですが、津和野百景図には三本松城と書かれているようです。
実際は何本だったのか…調べてみましたがよくわかりませんでした。
津和野百景図とは
石段を登ります。
中間地点、切り株のあたり段々畑のように水平です。
段床
”段床敵の侵入を防ぐため急斜面(切岸)を造った際にできた平場。地元で「段床」と呼ばれる中世山城の遺構であり、場内各所に残る。”そうです。
出丸に到着
史蹟が建てられています。
土塀の控柱跡
出丸の平面図の下方に描かれているのがこちらの方角。
木材を模した樹脂製の柱が等間隔に並んでいます。
平櫓跡
「黒色の石粒混じりの舗装」というのに気づけませんでした。
足元に瓦礫が敷かれており、中に古瓦がありました。
これは当時使われていた瓦で、取り壊したときに敷いたのだろうか?と夫と話していました。
二重櫓跡
史蹟 津和野城趾散策、出丸はここまで、本丸に続きます。
お読みくださりありがとうございます😊
おまけ
本丸に続く途中にシャガが群生していました。