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香港や ああ香港や 香港や

オススメに上がってきたので読ませていただきました。
ありがとうございます♪
私は日本を出たことがなくて、差し当たって香港か韓国に行ってみたいなあ…と思っているのです。

香港の10年前との変貌について書かれています。
もとより私が知る由もありませんが
それで思い出したことを。

今から20年ほど前blog発生前のウェブ日記ブームのころに、すごい人気のある女性の書き手がいた。
仮に名前をKさんとする。

既婚でピーク時にお子さんはなかったが、出産されたのとブームがウェブ日記からblogに移行したタイミングで自然消滅したように思う。
私が飽きて読まなくなっただけかも知れない。

もともとあまり好きな記事を書く人じゃなかった。
それなのになぜ読むのか?
やはり人気のあるだけあってキャッチーであったり、賛同にしても批判にしてもなんらかのリアクションを呼び起こす日記だったのだと思う。
今に比較してウェブ日記の絶対数が少なく、その分良質だったかも知れない。
みんなの憧れだったし、嫌われてもいた。

私も日記を綴っていて、直接リンクを貼って批判をすることはしなかったが、時折反論記事を書いたりしていた。

どうせこんなアクセスのほとんどない無名の私の日記など読まれないだろうと思っていたが、アクセス解析をしているらしいことがわかった。

ある時、地元の某駅に出店している蕎麦屋の蕎麦があまりに不味い、観光地の駅でこれではせっかく訪れた観光客の評判が落ちる云々という記事を書いたことがあった。
ほどなくしてKさんがそれに対する反論記事を上げたのである。

そのあたり、同じように店のレビューを書くにしてもやはり人気の書き手さんは記事に品格と知性のあるものだと思った。
書いてはいけないこと、ダメな表現というのをきちんとわきまえているのだなあと。
気付いたからといって、私は全然進歩してないけどね(笑)

ところがである。
ある日Kさんは日記で香港に移住したい旨書かれた。
本気ではなく軽いネタである。
日本よりずっと物価が安い香港で、メイドを雇って暮らしたいというのである。

私は香港のメイドは自室が与えられず台所の片隅で眠ると何かで読んだことがあった。

そんな暮らしがしたいのか?
台所に雇人を寝かせてゆっくり眠れるというのか…
日本国内じゃしがない共働きのサラリーマンのくせに!(ごめんなさい、言いすぎました)

この感覚が肌に合わねんだな…
素晴らしい書き手と尊敬しながらも嫌う理由が分かったような気がした。

あれから四半世紀、奢れるものは…

まあ何が良くて何か良くないのか、簡単に答えの出るものではありませんけれど。

※ヘッダー画像はaico✈︎ライフキャリアデザイン工房「ネコの手」さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪

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