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これこそドキュメンタリー

日曜日の午後だったか、点いていたテレビで始まり見入ってしまった番組。

積極的にテレビを視ないわりによくテレビ番組のことを書いている。

常にチャンネルを合わせていたり、録画したり見逃し配信を見たりアプリで見るなど、テレビを見るのが常態だと特に珍しくもないことかもしれないが、たまたま見かけると新鮮で感動するのである。

無意識の目や耳に入って画面に釘付けになる番組こそ自分にとっては有意義だと思っている。
ずっと若い頃からそういうテレビの見方をしていた。

比較的早くからインターネットに馴染んで、尚更テレビを視なくなった。

しかし今日こんにちインターネットの情報を使いこなすにはかなりのリテラシが必要だ。

人と話していて、ネットにあった記事を鵜呑みにしているらしいと感じて空恐ろしくなることがある。
こんなところまで脅かされている…

そんな私が正しくリテラシを備えているわけじゃなく、おかしいのは私の方かもしれないのだ。
相手はきっとそう思っているだろう。

そう考えると、偏っていると言われながら検閲が入っている万人に向けた内容に編集されているその道のプロが作り上げたテレビ番組が、安全で害がないようにも感じるのだ。

話をリンク先に戻すと、良い番組だった。
内容についてはリンク先をお読みください。
私が書きたいことは実は直接番組内容と関係がないので…

途中から番組を見かけて、てっきりドラマだと思った。

とある熊本のコーヒー店が舞台なのだが、まるで撮影用に設えたように隙がなくオシャレなのだ。

そして登場人物である。
コーヒー店の店主とその妻、60歳前後と思しき彼らが素敵すぎる。

開業を目前に事故死された息子さんの夢を両親が叶えた店だ。
その息子さんも絵に描いたようなイケメンなのである。

息子さんの遺志を継いで頑張るご両親を支援してらっしゃるかつての同僚や上司も、皆俳優さんですか?と思うくらい見栄えが良い。

番組作りのために衣装やメイクを整えたという感じじゃない、素でイケてる面々なのである(あくまで私基準)

いやもしかしたら、プロのメイクや衣装さん、演技指導まで入っているのか知れないが、そうと感じさせない。
おばちゃんをまんまと感心させた時点で素晴らしい。

そして思うのである。
インターネットの、SNSの時代なのだとつくづくと。
見られることに慣れている、見せることが当たり前になっている、老いも若きも。

それら込みのドキュメンタリー、というか、それこそドキュメンタリーなのだろう。

※ヘッダー画像はakkiy⭐︎さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪



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