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「寒雀一人もいいぞ枝の先」~馬見丘陵公園散歩


久しぶりに馬見丘陵公園へ行きました。古墳群をとりこんだ都市公園です。

標高70メートルほどの丘陵全体が公園になっていて、面積56万平方メートルあります。かなりな規模です。

さて、この公園、いつも何かしらの花が咲いている(植栽管理されている)のですが、この1月は、おそらく一年で一番花のない時季でしょう。


案の定、花はありませんでした。

木々はすっかり裸で、清々しい限りです。木も丘も、池も、みんないわば真空状態です。

しかしその真空がいい。霞みかからずほんとうが見れるということと、気圧が低い(真空)のでいろんなものが吸い込まれます。

そのいろんなものの正体はわかりませんが、何もないから何かある、って感じでしょうか。



「寒雀一人もいいぞ枝の先」

おれっちも一人、広い公園を散歩させていただきます。


以下、写真多いです。



公園の周辺は、昭和か平成に造られた住宅団地もありますが、おおむねたんぼが広がっています。なので、野鳥もよく飛んできます。餌があるんでしょう。

公園整備前に比べれば観察できる野鳥の数が減ったと思われますが、それでもまだこの公園(丘陵)は野鳥観察地であります。

鳥見にするか、写真を撮るか、俳句を作るか、ただただ散歩を楽しむか。
公園に来ても、いつもどっちつかず。欲張りすぎて一つのことを大成できません。

私の人生そのものがそんな感じですか。


2025.1.21