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われらが近畿日本鉄道

『近鉄電車展Ⅱ』が開催されていると聞いたので、さっそく行ってきました。

近畿日本鉄道、略して「近鉄」は、個人として長らく、そして今も通勤電車です。大阪へも京都へも名古屋へも行けますからね。それほどなじみ有る鉄道ですので、この企画展へぜひ行かねば、と相成ったのであります。

さて、入館料500円でしたが、JAF会員証提示で100円割引なりました。得した〜

「今年は近畿日本鉄道橿原(かしはら)線全通や南大阪線の大阪阿部野橋駅が開業して100年となります。また奈良電気鉄道(現京都線)の合併60年を迎えます。本展では、橿原線、南大阪線、京都線、田原本(たわらもと)線、吉野線等、奈良やその周辺路線の中で節目にあたる路線を中心に取り上げ、近畿日本鉄道が今日の姿になりゆく経緯や、交通が地域に与えた経済・観光・文化等の影響についてご覧いただきます。以下略」(企画展図録「はじめに」より抜粋)

ということで、展示室へ…

ほー、昔、ガソリン車走ってたんだあ!

生駒鋼索鉄道「いのり」ですか。何いのるんかな?

女性のファッションと電車。絵になりますな。

「4月1日ヨリ運賃大幅値下げ」☝️

2023年も大幅値下げお願いしまーす!


「あべの-よしの」
「吉野行き」なのに鹿じゃないんだあ。

どうもこの車両、近鉄前身の伊勢電気鉄道を走っていたらしいです。転身組ですね。名称は、やはり鈴鹿山地(三重)に棲息するカモシカに由来してるんでしょうか?

展示物は写真撮影可でしたが、著作権の弱そうな数点のみアップし、他は割愛しました。

展示を観終えての感想は、「さすが日本一の営業距離(500㎞以上)を誇る近鉄、あまりに地理も歴史も広く大きすぎてよくわからんわ」というものでした。

一つの路線、一つの駅について、一冊の本が書けるでしょう。一冊どころではないかもしれません。←すでに出版されている?

ちなみに、近鉄の路線数23、駅の数287、総営業距離501kmは、私鉄ではいずれも日本一です。営業エリアは大阪、京都、奈良、三重、愛知の2府3県。(「ウィキペディア」又は「全国の鉄道事業者」より)

しかし、欲張ってすべてを知ろうとすることは、私にとってはあまり意味がありません。私が知りたいのは、身近な路線のことです。毎日電車に乗る、その電車や駅の歴史を深く知ることにより、たとえ酔っ払って居眠っていても、うっかり駅を乗り過ごさないですむでしょうし。←そこかい!(笑)

企画展図録「はじめに」に書かれてありましたように、「近畿日本鉄道の経緯、地域に与えた経済・観光・文化等の影響」は計り知れぬもの。そんなことを夢想しつつ、これからも電車に乗って時空を彷徨いたいと思います。

乗り物は、見知らぬ土地や場所へ連れていってくれるから大好きです。


おしまい