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鳥のいる風景~馬見丘陵公園の2月某日

2月は食べるものがありません。お米は高いし、野菜は端境期だし。この頃痩せてきた印象のある魚肉ソーセージでも囓って春を待つしかありません。

鳥の世界も同じです。
木々はすっかり葉を落とし、虫もいません。木の実もありません。蜜のある植物の花も、野には咲いていません。鳥にとって、一年中で一番厳しい時季かもしれません。

それがゆえ、鳥たちは人間のいる近くまで寄ってきます。これまで意地悪されると思って近寄らずにきたのに、空腹には勝てないのでしょう。未踏のエリアに、わずかに残る草の実とか土の中のミミズとかを探して。

こんな鳥の世界ですが、バードウオッチャー(ワシ)としては、逆に観察しほうだいなので、ウハウハの時季です。

そんなわけで、以下は、2月の鳥のいる風景を、私の小さなカメラで撮ってみました、というリポートになります。



浮寝鳥(マガモとカルガモか)
カルガモ3兄弟
「のいてよー。おら急いでんねん」←オオバンくん
「な、なんだよー」←カルガモくん
「お尻くせーなあー」  ※カルガモ
「いただきぃー」
「ふん、恋してなんか、おらへんぞ」
(哲学してるとこ)
パラレルワールド
(背低い言うーたら差別やで) ※アオサギ
(おまえそれ以上近づくな)
(あっちゃ行こーっと)
お尻ペンペン ※ジョウビタキ
ジョウビタキは人なつこく逃げないが、なんでかお尻向けるポーズが多い
(見てないふりしてる?)
容姿端麗
ツグミは無口
呼んだ?
もちょっとしたら北へ帰ります
「ワシ、ハシブトガラス(ワシちゃうよ)」
(かゆいかゆい)
あちらの世界は朦朧です


公園はまだ寒かったが、確実に春は近づいていた。


(次どっこ行こかな)




2025.2.24 
(写真は2025.2.22撮影)