紀ノ川流域の棚田の今
奈良と和歌山の県境付近の京奈和自動車道を走っていますと、橋の下の田園風景に、いつも目がいきます。狭い谷地形の農地は緩傾斜の棚田を形成していて、まこと美しいのです。
いつか行ってみたい、歩いてみたいと思いながら、もう数年が経ちます。近くに自動車道のインターがなく、アクセスも悪そうでしたので。
しかし、今、まさに青田が広がり、輝く農村の原風景が見れます。広沢池周辺の田園や明日香村の真神原を彷彿とさせるような景観、と言えば言い過ぎでしょうか。
前置きが長くなりましたが、ついに今日、そこへ行くことができました。
以下、風渡る青田の風景です。
今に残る田園風景に、周囲の大規模開発地(ニュータウン)との対比で、すこし考えさせられるものがありました。
まだ考えがまとまっておりませんし、開陳するときは科学的根拠を持ってしなければならないと思いますので、自分に課す今後の宿題ということにし、池乃めだかばりに「今日はこれぐらいにしといたるわ」。(笑)で終わります。
難問も忘れてしまふ青田風
2023.7.19